10話

第10話「ふくからに」　(第09話←→第11話)
【種別】サブタイトル　【収録】BLOOD-C BD・DVD第05巻

22番：吹くからに秋の草木のしをるればむべ山風を嵐といふらむ（文屋康秀）

クラスメートを失った夜、母の名前がわからない、と唯芳に告げる小夜。途方に暮れる小夜の前に突如〈古きもの〉が現れ、小夜へと襲いかかる。だが、その声を聞いて駆けつけた時真慎一郎が〈古きもの〉に襲われてしまう。なんとか〈古きもの〉を倒した小夜だったが、激しい頭痛に襲われ倒れてしまう。翌日、小夜の元を訪れる筒鳥香奈子の姿があった。香奈子は小夜に浮島神社に保管されている古い本を見せて欲しいと頼むのだが――。

スタッフ †

脚本：大川七瀬、藤咲淳一、絵コンテ：浜名孝行、演出：京極義昭
作画監督：小谷杏子 森田 史、美術監督：小倉宏昌

10話QA †

Q. え！時真死んだの？こんなに丹念に書いておいて！小夜の恋人になると思ってたのに？
A. 11話のある登場人物の話で真相が明らかになります。ただその真相がわかっても「ここは単にシーン作りがヘタ」「ネタ的にしか笑えない」という感想がほとんどでしたので、ねね・ののと同様にもう少し印象的な「死に際」でもよかったのでは？と思えます。

Q. 唯芳の急な不在は何のため？
A. 放映当時は「文人に殺された」「父など最初からいなかった。幽霊、もしくは小夜の見た幻想」「最後に出てくる最強の古きものに取り込まれている」「ついに体全部を捧げてギモーブの材料になった」などの説がありました。実際には、小夜の血を多量に摂取することで、自身のパワーアップを図っていたと思われます。ということは、黒幕側でもメインキャストの裏切りと最終決戦があることを前日に読み切っていた可能性が高いです。

Q. 文人の左手の怪我の理由は？
A. この伏線は最後まで回収されませんでした。小夜の血を大量に摂取することで、唯芳が暴走し、それを抑えるときに怪我をした可能性があります。なお、文人の怪我も一日経たずに治っていることから、彼自身が人外の物であるという説もあります。

Q. 筒鳥が朝からカフェ・ギモーブに来ていた意図は？
A. 11話のある登場人物の話で真相が明らかになります。小夜をさっさと覚醒させて自分の研究の正しさを学会に認めさせることが動機でした。

Q. 書庫の中の偽の書物は誰が作ったの？
A. 11話のある登場人物の話で真相が明らかになります。本、神社、学校、果ては町全体まで、全ての虚構世界は文人の仕切っている大規模な組織が構築したようです。

Q. 小夜の記憶の中で、怪物?の頭を斬り捨てた短髪っぽい女の子は？
A. 11話のある登場人物の話で真相が明らかになります。過去の小夜自身でした。

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コメント †