Top/BLOOD-C (小説版)
BLOOD-C (小説版)
【種別】商品情報/書籍/小説
【著者】著:藤咲淳一 絵:CLAMP
【レーベル】角川ホラー文庫
【発売日】2011.10.04 【定価】¥740(税込)
TVアニメ『BLOOD-C』の小説版。脚本の一人、藤咲淳一によるノベライズ。
- TV版では明かされていなかった数々の細かい裏設定が書かれている。
- TV版ではよくわからなかった小夜の内面、思考についてかなり書き込まれている。
- TV版での突っ込みどころ(脚本・演出のまずかった点)については修正・補完がなされている。
※以下ネタバレが多いので、閲覧の際はご注意ください。
STORY
諏訪湖近くにある小さな集落・浮島地区。
浮島神社の巫女である少女・小夜は、神官の父・唯芳に男手ひとつで育てられた。
近所のカフェの店主・文人や高校の友人たちと過ごす、平凡だが穏やかで楽しい日々。
だが、小夜には大きな秘密があった。
彼女は夜になると、日本刀を手に、闇より現れ人々を襲い喰らう謎の化け物―<古きもの>を倒す使命を帯びていたのだ!
BLOOD×CLAMP奇跡のコラボ。話題のアニメ、完全ノベライズ!!
TV版との違い
- 逸樹は小夜に「鞆総委員長」と呼ばれている。
- 小夜が早い段階で自分の記憶と感覚の齟齬を感じている。
- 小夜は祝詞により力を増す設定なので、戦闘直前に必ず祝詞を唱えている。
- 水島監督によると、TV版では長くなるので1話以降は割愛しているとのこと。
- そして全力発揮でなくても「逃げろ」と叫んだりして、特に親しくない人でも精一杯守ろうとしている。
- 古きものは肝を断たれると、必ず取り憑いた物と本体(肉色の芋虫のようなもの)に分離して死ぬ。
- それぞれの正体は「古きもの」各項目を参照のこと。
- 蝙蝠型、花、羽のあるもの、羽のあるものの配下、女型が登場しない。
- 地蔵と鎧武者は小夜と邂逅する前に人を殺している。
- 浮島地区から脱出しようとした男性とレンジャー訓練中の自衛官(6人?)がそれぞれ犠牲になった。
- 小夜とメインキャストは昼食を湖畔で食べている。
- 小夜がうぐいす商店店主を発見したとき、彼は既に朽ちた電車に乗っていた。
- 蜈蚣の襲撃の際、いつもある場所に御神刀がなかったため、探すのに時間がかかりねねの元に戻るのが遅れた。
- 学校襲撃の際、優花と逸樹が「明らかに何か知ってて共犯関係」と分かる言動をしている。
- 真相が暴露されたとき、小夜は巫女服を着ていた。
- 慎一郎とのの・ねねは最後あっさり食われるだけになっている。
- 香奈子は神社の裏の森の中で唯芳に刺され絶命している。
- 小夜と唯芳のラストバトルは境内から市街地へと拡大している。
- 逸樹は自分から残り、援護射撃で小夜に文人への道を作った後に銃撃されている。
本作で判明した事
- それぞれの祝詞には(ただの設定とはいえ一応)意味があった。
- 小夜は慎一郎がなぜ自分を好きなのか、終始全く理解できていなかった。
- 香奈子は僧正遍昭の和歌「天つ風 雲の通ひ路吹きとぢよ 乙女の姿しばしとどめむ」の「乙女」を小夜の事だと思っていた。
- 朱食免は昔「衆食免」と書いていた。
- 「半面」は神隠しに遭った子供があちら側で「古きもの」と交わったなれの果て。
- 小夜は「理を違えて産み落とされた存在」。
- 葦船で彼岸に流されかけたが、助けられ人の乳で育てられた。
#htmlinsert(amazon,transitional,"asins=4043944772")
- 葦船で彼岸に流されかけたが、助けられ人の乳で育てられた。
コメント †
最新の20件を表示しています。 コメントページを参照
このページのURL: