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第27話「パリ・ジュテーム」 (第26話←→第28話) 【種別】サブタイトル リクのことで悩むカイは一人で街に来ていた。いったい自分に何ができるのか?思い悩むカイは一人パリの街を歩く。 そんな中、エッフェル塔の展望台である人物を見かける。それは同様に、仲間から離れ一人パリをさまようイレーヌであった。 一方、小夜はハジと剣の練習に励む。気合が今までと違うのは、リクのことで責任を感じているからなのか。赤い盾の元に、パリで全身の血を失った惨殺死体発見の報が届く。調査を始めるデヴィッドや小夜達。 カイはイレーヌを尾行するが、途中でゴロツキに絡まれてしまったイレーヌをつい助けてしまう。助けられた彼女だったが、血を摂っていない上、日光に当たったため倒れてしまう。 介抱してくれたカイに少しづつ心を開き始めた彼女は、シフ達の過去について打ち明ける。 彼女は 自分たちシフがアイスランドにある研究施設、キルベドで人工的に作られたことなどを語った。 小夜は図書館で調べ物をする。彼女とニアミスする岡村と真央。 イレーヌの語るところによれば、シフは戦うために作り出された人工生命体で、戦いのときにだけ拘束具を外されて外に出ていた。怪我もすぐに治る彼らは、自分たちは不死だと思っていたが、彼らの体には寿命が来ると「印(ソーン)」と呼ばれる亀裂が現れ、それが体に広がると結晶化して死ぬ運命だった。それを治すためには自分たちのオリジナルと考えられる小夜の血を奪うしかない。自分たちが使い捨ての道具であることを認識した彼らは、モーゼスをリーダーとしてキルベドを脱出した。話を聞いて、だんだんシフたちに同情の念が湧いてくるカイ。 アンシェルらシュヴァリエ兄弟はディーヴァを使って新たな計画を練っていた。どうやらアンシェルとディーヴァは今夜、親子を演じて高級なパーティに出席するらしい。しかし、計画にはあまり関心が無く、小夜たちと「遊び」たがっている様子がありありのディーヴァ。 カイは「奪うことだけではなく分け与えてもらえばいい」と語り、小夜のもとにイレーヌを連れて行こうとする。しかし、パーティに出席しようとしていたディーヴァの車とすれ違った彼女は、その歌を聞き、自分を制御できなくなるのを恐れてカイから逃げる。 それを追うカイだったが、シフたちが行く手を阻む。対峙するシフとカイ。シフからカイをかばうイレーヌだったが、そこに小夜が現れたため、シフらはイレーヌを連れて撤退する。 カイは小夜とハジに「あいつらは敵じゃねぇ」と訴えかけるが…。 脚本:菅 正太郎 絵コンテ:雲井一夢 演出:ヤマトナオミチ 作画監督:大久保徹 #amazon(B000FO4IRW,left,content) &amazon(B000FO4IRW,title); #br **コメント [#k4669654] #comment