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SMG のバックアップ(No.1)


【種別】武器
【登場】01話

Sub Machine Gunの略で日本語には「短機関銃」と訳されるが、「サブマシンガン」と言うカタカナ英語の方が通りが良い。

ふつう機関銃と言うとライフル用の弾丸を連続発射するための銃器だが(第4巻第21話123ページのリコ+MG3)、SMGの場合はハンドガン用の弾丸を連続発射するための銃器だ。
ライフル用に比べるとハンドガン用の弾薬は装薬(発射するための火薬)が少なく、人間ばかりでなく銃そのものにとっても反動がきつくない。そのため、ライフル用の弾薬を用いる機関銃や突撃銃(アサルトライフル・アンジェのAUGなど)に比べて内部機構もよりシンプルにでき、大きさもコンパクトに抑えられ、大量・急速生産に向き調達コストも安くて済む。戦争を始めた国が不足する銃器を補おうとまず生産するのが、たいがいSMGだ。
他方で装薬が少ないと言う事は、飛んで行った弾丸の威力が低く射程距離も短いという事であり、概して銃の大きさも小さく、必然的に近距離での戦闘に遣われる事となり、市街戦や屋内戦に向いた銃器であると言える。一般的な軍隊よりは、SWATや対テロ組織などが好んでメインに用いる銃器だ。

ただ、最近では市販のボディアーマーの性能が向上し、ハンドガン用の弾丸ではこれを貫通できずに手傷を負わせられない可能性が増えている事から、SMGより威力のあるアサルトライフルなどに移行する例が相次いでいる(アメリカのSWATなど)。

また、ハンドガン用でない専用弾薬を用いる事により、銃の大きさはSMGなみながらボディアーマーも撃ち抜いてしまうという、SMGと一回り大きいアサルトライフルの中間的な銃器が登場し始めており、これらはPDW(Personal Defense Weapon・個人防衛兵器)というカテゴライズが提唱されているが、便宜的にSMGへ含まれる事も多い。劇中ではヘンリエッタの使用するFN P90と、第6巻第30話101ページでトリエラが持っていると推測されるH&K MP7がこれに該当する。

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