Top/Eclipse/古いサーブレットをTomcatプラグインでデバッグする

Eclipse/古いサーブレットをTomcatプラグインでデバッグする

古いサーブレットアプリをEclipseでメンテする場合、Tomcatプラグイン用にもWTP用にも最適な構成になっていない場合がある。その場合、以下のような問題に遭遇する。

  • プロジェクト作成時に「Tomcatプロジェクト」として作っていないので、Tomcatプラグインでデバッグモードで動かせない(ブレークポイントを張っても無視される)。
  • Java1.6未満を使っているプロジェクトの場合「動的Webプロジェクト(Dynamic Web Project)」にも変換できないのでWTPでのデバッグもできない。

その場合の解決策の一つを以下に記載。

前提

  • Swing、SWTなどは使っていない、純粋にブラウザだけで動作するサーブレットアプリ。

設定

Tomcat側設定

  1. Tomcatホームの「conf」の中のServer.xmlの記述をきちんと行うこと。
  2. Tomcatホームの「webapps」の中にサーブレットのwar(例:myapp.war)を入れ、Tomcatを起動させた場合にうまく動作するようにしておくこと。

Eclipse本体側設定

  1. Tomcatプラグインをインストールする(下記参考サイトを参照)。
  2. プログラムメニューから「ウィンドウ > 設定 > Tomcat」 を開く。「Tomcatホーム」を動かしたい上記のTomcatのパスに合わせて設定する。「コンテキスト宣言モード」は「Server.xml」に設定する。
  3. プログラムメニューから「ウィンドウ > 設定 > Tomcat > JVN設定」 を開く。「Tomcatをデバッグモードで起動しない」のチェックを外す。

プロジェクト側設定

  1. プロジェクトの右クリックメニューから「Tomcat > 全般」を開く。「Tomcatプロジェクト」のチェックをONにする。コンテキスト名は、「/」+「warの名前(拡張子抜き)」にする。warが「myapp.war」なら「/myapp」となる。「コンテキストの定義の更新を可能にする」のチェックをOFFにする。

その後、Eclipse上のエディタでソースを開き、適宜ストップしたい場所にブレークポイントを張る。EclipseからTomxcatプラグインを起動してみて、ブレークポイントでうまく停止すれば成功。

参考サイト

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