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Linux/エラー:bad ELF interpreter

Linuxにアプリケーションをインストールしている際に「bad ELF interpreter: そのようなファイルやディレクトリはありません」というエラーが出る場合があります。
その場合の解決方法を取りまとめました。

/lib/ld-linux.so.2: bad ELF interpreter: そのようなファイルやディレクトリはありません

先日、ある案件でCentOS 6.4 (x64) にjdkの1.4(x86)を入れるということがありました。
(なんで今頃1.4やねんという話はおいといて…)

いつものようにrpmを実行すると...。

rpm -ivh j2sdk-1_4_2_07-linux-i586.rpm
準備中...
########################################### [100%]
   1:j2sdk                  ########################################### [100%]
/var/tmp/rpm-tmp.njFzyC: /usr/java/j2sdk1.4.2_07/lib/unpack: /lib/ld-linux.so.2: bad ELF interpreter: そのようなファイルやディレクトリはありません
Error: unpack could not create /usr/java/j2sdk1.4.2_07/lib/tools.jar. Please refer to the TroubleshootingSection of the Installation Instructions on the download page.警告: %post(j2sdk-2000:1.4.2_07-fcs.i586) scriptlet failed, exit status 1

まあ上記のようなエラーが出るわけですが、「ld-linux.so.2」が無いというメッセージです。
ld-linux.so.2は、動的なリンカ・ローダの一種とのこと。とりあえず悪さはしなさそう。
(参考) http://kazmax.zpp.jp/cmd/l/ld.so.8.html

なので、yumを使ってインストールしてあげます。
(参考) http://slumbers99.blogspot.jp/2012/04/centos-64bit-libld-linuxso2-bad-elf.html

yum install ld-linux.so.2

いろいろ依存するrpmも入りましたが、無事「ld-linux.so.2」も入ったので、再度jdkのインストールにトライ。

rpm -ivh j2sdk-1_4_2_07-linux-i586.rpm

すると以下のメッセージが出てしまいました。

パッケージ j2sdk-2000:1.4.2_07-fcs.i586 は既にインストールされています。

あらら。不完全にインストール済みになってしまっているようです。
いったんアンインストールしましょう。以下のコマンドでインストール名を調査。

rpm -qa | grep j2sdk

以下のようにインストール名が表示されました。

j2sdk-1.4.2_07-fcs.i586

ほう、そんな名前になってますか。ではその名前でアンインストールを実施します。

rpm -e j2sdk-1.4.2_07-fcs.i586

消えたかどうか確認します。

rpm -qa | grep j2sdk

無事に消えたようなので再度インストールします。

rpm -ivh j2sdk-1_4_2_07-linux-i586.rpm

うまくいったようです。私の場合はパス「/usr/java/j2sdk1.4.2_07」に入りました。

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