Oracle/wri$_adv_objspace_trend_dataが原因で遅くなる
Oracleで処理を実行しているとき、予想以上に負荷が高くなることがあります。
Enterprise Managerの「トップ・アクティビティ」でチェックすると、上位SQLに以下のようなSYSTEMが実行するSQLがかなりの割合を占めていることがあります。
insert into wri$_adv_objspace_trend_data select timepoint, space_usage, space_alloc, quality from table(dbms_space.object_growth_trend(:1, :2, :3, :4, NULL, NULL, NULL, 'FALSE', :5, 'FALSE'))
これは、EMの自動メンテナンスタスクによって実行されているSQLです。
必要無い場合は、Oracle11gの場合、以下のコマンドをSYSユーザー(SYSDBA権限)で実行することで上記SQLを実行されなくするようにできます。
EXEC DBMS_AUTO_TASK_ADMIN.disable;
このページのURL: