Windows XP/チューンアップ/あらかじめ準備するもの
Windows/XP/チューンアップ
あらかじめ準備するもの
1. それなりに早い PC
512MB 以上のメモリ (必須) と、CPU は 800Mhz 以上 (経験則&体感) ぐらいが欲しいです。
いまどきの PC ならどれもクリアしてるとは思いますが、このラインが快適に使う最低限です。
CPU はまだしも、メモリだけは何とかして準備してください。
ちなみに、HDD は早くて大きいと幸せになれますが、個人の好みです。
2. Windows XP のインストールメディア
自作 PC の方は OS 単体がインストールできるインストールメディア、メーカー製 PC の方は「リカバリディスク」(相当のもの) を準備してください。
Windows XP Professional の方を私はおすすめしますが、費用的な問題もありますし、Windows XP Home でも十分でしょう。
ただし、後者の場合はこの記載どおりにはできないと思いますので、うまい具合に手順を取り入れてください。
3. 最新の BIOS とドライバ
メーカー製の PC を利用している人は、メーカーのサイトで最新の BIOS と最新のドライバを取得してください。
自作の PC を利用している人は、利用している機器のサイトで最新の BIOS と最新のドライバを取得してください。
念のためにリファレンスドライバ(グラフィックドライバ)も準備しておくと安心ですが、複数の PC を持っている人は、そこまでする必要もないでしょう。
ちなみに BIOS の対象となるのは、M/B (マザーボード)、SCSI/ATA/SATA カード、Ethernet カード (LAN カード)、グラフィックカードなどです。
とはいっても、最近はすべてオンボードになっていることが多いので M/B だけで十分なことが多いと思います。
4. ネットワーク環境
このページを見ていただいている時点で書くまでもない気がしますが、OS にすべてのセキュリティパッチを適用するために Windows Update を使う際、インターネットにつなげる必要があるからです。
また、Windows Updateする際、「0x80240036」のエラーメッセージが出てアップデートが進まないことがあります。これはSP3が適用されていないことが原因で起きるエラーです。そのため、SP3 (サービスパック 3) だけは、あらかじめダウンロードしておくことをおすすめします。
SP3 のダウンロードは以下のページから実施できます。
IT プロフェッショナルおよび開発者用 Windows XP Service Pack 3 ネットワーク インストール パッケージ
5. インストールの前準備
「準備するもの」の 3. 4. を準備できたら、圧縮モノを展開した上で CD-R (DVD-R) に焼いておきましょう。
そして、既存のディスクのデータを CD-R (DVD-R) にバックアップしておいてください。
状況によってはパーティションの切り直しが発生します。
さらに、OS 単体をインストールできるインストールメディアと、作成する意欲と時間のすべてを持っている人は、Windows XP の CD に SP3 をあてた CD-R を作成しておくと便利です。
さらに、その CD からインストールした方がパフォーマンス的にもお薦めだと言われてます。
SP3 適用済みインストール CD の作成については以下のリンクを参考にどうぞ。
RT Se7en LiteでWindows XP SP3統合インストールディスクを作っちゃおう
6. 標準的でない PC の前準備 (オプション)
Windows XP 対応ハードウェアの PC は、気にしなくてかまわないのですが、そうではない古い PC の場合は問題が起こることがあります。インストール前に、それらの確認が必要です。
とりあえず BIOS はベータ版でもかまわないので、とにかくもっとも新しいものについて、Windows XP の対応について調べてみてください。
→Windows/XP/チューンアップ/作業内容1
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