SQL文の作成 のバックアップ(No.1)
SELECT文 †
データを取り出すコマンドで、以下の種類がある。
- 射影(特定の列を取り出す)
- 選択(特定の行を取り出す)
- 結合(表と表を横に繋げる)
構文 †
SELECT [DISTINCT | ALL] (列名 [AS 列の別名 | "列の別名"] [,列名...] | * )
FROM 表名 [,表名]
[WHERE 検索条件 [AND 検索条件]]
[ORDER BY 並べ替え条件]
※*を指定すると全列を検索できる。
※DISTINCTを指定すると重複値を1行として検索できる。デフォルトはALL。
算術式 †
乗算(*)、除算(/)、加算(+)、減算(-)をSQL文に含める事ができる。
※優先順位は上記の通り。括弧()でくくることにより優先順位を変える事ができる。
※NULL値に対してはどんな算術演算を行っても結果はNULLとなる。
文字列連結 †
連結演算子(||)を使用し連結する。
例)SELECT '従業員番号:' || emp_no || 'は' || emp_name || 'さんです。' FROM t_emp
SQL*Plus †
Oracleと簡単にSQL文を送受信してデータのやり取りを行うアプリケーション。
SQL文を編集したり、実行する為の環境設定を行うSQL*Plusコマンドがある。
最後に実行したSQL文をバッファに保存している。現在行には*が表示される。
ファイル(*.sql)にあるSQL文を実行したり、実行結果をファイルに保存する事ができる。
login.sqlファイルを起動ディレクトリに作成しておくと、記述されている設定コマンドが自動的に実行される。
バッファ内の文字編集用SQL*Plusコマンド †
コマンド | 説明 |
A[PPEND] text | 行末にtextを追加する |
C[HANGE] | 文字を変更する 例)>C/OldChar/NewChar |
CL[EAR] | バッファをクリアする |
DEL | 行を削除する |
I[NPUT] | 行を追加する |
L[IST] [n] | バッファ内の全行[n行]をリストする |
R[UN] | バッファ内のコマンドを表示した後、実行する |
/ | バッファ内のコマンドを表示しないで実行する |
n | n行目を現在行とする |
n text | n行目をtextに上書きする |
0 text | バッファの先頭にtextの内容の行を挿入する |
ファイル関係用SQL*Plusコマンド コマンド 説明 †
SAVE [PATH] [REPLACE|APPEND] | バッファ内のSQL文をファイルに保存する REPLACEで上書き、APPENDで追加 |
START [PATH] または @[PATH] | [PATH] ファイルを実行する |
EDIT [PATH] | OSのエディタを起動し、ファイルを編集する |
GET [PATH] | ファイル内のコマンドをバッファにロードする |
SPOOL [PATH] | 画面に出力される結果をファイルに保存を開始する |
SPOOL OFF | 保存を停止する |
※PATH指定がない場合は、作業ディレクトリが対象となる。
※EDITコマンドにエディタを関連付けするには、"DEFINE_EDITOR = notepad.exe" とする。