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小火器

AK74/AK74S/AKS74U

【種別】武器
【登場】013話(2-87)
主にバラライカ指揮のヴィソトニキ(遊撃隊)兵士が使用する旧ソ連製アサルトライフル。AKはアブトーマット・カラシニコフの略。

 世界的大ヒットだったAK47(劇中でも敵テロリストが使用)の使用弾薬は7.62mmであり、これは貫通能力、射程ともに西側の5.56mmより優れていたが携行弾数や近代戦での交戦距離を加味すると必ずしも優位にあるとは言えず、また優れた貫徹力ゆえに人体の内部破壊には向かないとされた。そこで、AK47の「簡便にして堅牢」という基本構造はそのままに口径を5.45mmとしたAK74が制式採用された。
 AK47との外観上の違いは主にマズルブレーキ(銃口部)にあり、大型化したマズルブレーキにより連射時の銃の浮き上がりを抑えている。

劇中に登場するバリエーション
◆AK74S
折りたたみ式の金属ストックver。空挺、戦車兵などに主に支給される。
◆AKS74U
市街戦域、家屋制圧の為に取り回しを優先させてAK74Sをショートバレル化したコンパクト版。マズルがラッパ型をしている。
「Fujiyama Gyangsta Paradise」中、ラペリングで組事務所を襲撃するホテルモスクワ兵士が使用する。

SVD ドラグノフ狙撃銃

【種別】武器
【登場】013話(2-87)
旧ソ連軍で第一次、第二次大戦を通して使われたモシン・ナガン狙撃銃に代わって制式採用されたセミオートマティック狙撃銃。
旧ソ連では小隊に一丁の割合で支給されロングレンジの交戦に威力を発揮した。AK47の設計を元にしていて第二次大戦の市街地戦を教訓としたため精度はそれほど高くないが概ね良好な動作、グルーピングで東側を代表する狙撃銃といえる。
使用弾薬はモシン・ナガン小銃、PK機関銃等と共通の7.62mm×54リムド弾。
連邦崩壊後の現在はAKシリーズと同様に民営のイズマッシュ社で生産、販売が行われている。

 劇中ではバラライカの回想シーンでアフガン戦争の際に使われた。このとき一般的な十字レティクルではなく、即応性に優れた逆V字型のレティクルを持つスコープを使用していた。また、ヴィソトニキがヘンゼル(双子の一方)を狙撃するのにも使われた。

M79

【種別】武器
【登場】013話(2-87)
合衆国陸軍が1960年に制式採用した携行式擲弾銃(グレネードランチャー)。
ブルーパー、チャーリーキラーと呼ばれ、40mmの榴弾は敵の機銃陣地や塹壕内を吹き飛ばすに十分な威力だった。ただし、排莢装置がないため射手自ら空薬莢を抜き取って次弾を装填しなければならず連射性は低い。
 なお、後期生産のグレネード弾は射手の安全確保のため20m飛ばないと信管が作動せず炸裂しない。劇中でレヴィが敵の小型船上でこれを使用する際発射から着弾までの距離は数mもなかったため、使用された榴弾は初期型と思われる。

スチェッキンAPS

【種別】武器
【登場】
旧ソ連軍の軍用オートマティック拳銃。フルオート射撃が可能。

 マガジンの弾丸排出位置まで弾が2列に並んだままになっている、「ダブルカラム・ダブルフィード」というハンドガンとしては珍しい形式のマガジンを採用している。そのため、グリップが太め。

 また、射撃時の安定性向上の為、着脱式の銃床として使用できるホルスターが存在する。

 劇中ではバラライカが使用。実際の射撃シーンは「The Gunsllingers」において鷲峰組組長、鷲峰雪緒ロックレヴィに対して発砲した時のみ。当シーンからもわかるように雪緒ロックの距離は3mほどだったにもかかわらずフルオートの反動でかなり散らばって着弾した。サブマシンガンの性能が上昇した今日ではまず用いられることのない、まさに火器の小型高威力化の過渡期の作品といえる。

TT33トカレフ

旧ソ連軍の軍用ハンドガン。
アメリカ軍のM1911ガバメントを参考にしながら生産性を上げるための徹底した単純設計のため、部品数は極めて少なく凍結による故障を防ぐために安全装置も除かれている。

劇中ではイブラハロックを脅すシーンで使用した。

Cal.45ハードボーラー

【種別】武器
【登場】
コルトガバメントのクローンカスタムを製造するAMTがガバメントをロングバレル化した競技、狩猟用ピストル。
45口径はマンストッピングパワーに優れ、ガバメントの信頼性も相まって人気がある。

劇中では三合会の張が使用。
ラグーン商会の事務所をテロリストに包囲され、レヴィたちを逃がすときに部下の物を拝借して使用した。

M712

【種別】武器
【登場】
 モーゼル社が第二次世界大戦中に開発した軍用フルオートハンドガンでグリップの形からブルームハンドル(箒の柄)とも呼ばれた。M712は7.62mm弾を使用する。
M712は輸出用に1932年に発表され主に中国に輸出された。
サブマシンガンのようにトリガーの前方にマガジンが装着されているが、このマガジンを取り外すことはできず、スライド上部からクリップで束ねられたトカレフ弾を装填する。このため、クリップがないと再装填は困難である。
 劇中では殺し屋のロットン・ザ・ウィザードが使用。彼は20発用のロングマガジンを装着していたが使用することなくリタイヤした。

Cz75

【種別】武器
【登場】
チェコスロバキア製。
スライドの見た目はブローニングハイパワーに似ているが、構造的にはコンセプト元となったコルトガバメントに近い。9mmパラべラムを使用し、ダブルカーラムマガジン採用など西側拳銃の影響を多分に受けている。
タケナカが使用。

AccuTek380�

【種別】武器
【登場】
劇中では香砂会の組長付ボディーガードが持っていて、バラライカに「こんなひどい銃は見たことがない!ひど過ぎる。やめだ!」と吐き捨てられた銃。
 ステンレススティール製の本体は軽く、腐食にも強い。スライド上部のギザギザは放熱板を兼ねている。なお、Accutek社の一生保証がつくが、メリケン製ということもバラライカには気に入らない要因のひとつなのだろう。外観はチープで、質感も銀玉鉄砲に近い。使用弾薬は日本の警官と同じ380スペシャル。装弾数は6。ちなみに発砲したカピターン曰く「悪くないな」

コメント

  • SVDドラグノフの使用する口径は30口径=7.62mmですが、薬莢の長さが違い、カラシニコフは39mmでSVDは54mmのリムドタイプの薬莢を使用しています。まぁ口径が同じだから間違いは多いのですがね・・・。 -- T.T? 2007-08-19 (日) 21:11:00
  • スチェッキンは2本のマガジンを装填するのではなく、”複列”のダブルカアラムのマガジンを”1本”装填できるものです。 -- T.T? 2007-08-19 (日) 21:13:53
  • 張の"天帝"グリップ付き拳銃って何でしょう?ベレッタっぽいデザインですが…。 -- 銃知らず? 2007-09-19 (水) 19:11:33
  • 張の天帝カスタムって、ハードボーラーじゃなくてベレッタのM76じゃ? -- 通りすがり? 2007-09-21 (金) 03:27:38
  • やはり.22スポーツピストルでしたか。初めて見たとき妙な違和感があったもので。 -- 銃知らず? 2007-09-22 (土) 12:55:02
  • 単行本5巻の巻末銃紹介にのってますよ。 -- イトウ? 2007-10-18 (木) 16:18:56
  • 天帝カスタムはスライド形状などから見ておそらくベルナルデリPO18ではないかと。 -- トコーイトコーイ? 2007-10-24 (水) 21:01:39
  • M712はマガジンが取り外しできるのではないでしょうか? -- 2007-11-13 (火) 16:33:04
  • 380スペシャルって・・・。.38SP+.380ACP=380スペシャル -- 2007-11-28 (水) 18:29:00
  • APSって原作漫画ではロベルタレヴィを止めるときにも使ってましたよね。 -- とおりすがりの特殊部隊? 2008-10-17 (金) 12:08:51
  • 双子狙撃に使ったのってVSSじゃないですか? -- WP? 2009-01-05 (月) 11:40:41
  • AKはアフトマート・カラシニコフだろ -- 2010-02-28 (日) 19:56:13
  • クリンコフの存在が忘れられてるぞ -- 2012-12-24 (月) 23:45:43
  • されてますよ ttps://matome.naver.jp/odai/2137249245163361601 -- 丸パク? 2018-09-29 (土) 17:54:05
  • ジャップのゴミ89式は?ak以下のカスゴミ銃 -- 2019-05-01 (水) 12:30:02
  • ジャップのゴミ89式は?ak以下のカスゴミ銃 -- 2019-05-01 (水) 12:33:59

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