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犬の正体 のバックアップ差分(No.18)
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- 1 (2011-08-28 (日) 14:11:25)
- 2 (2011-08-28 (日) 14:40:00)
- 3 (2011-08-29 (月) 22:05:33)
- 4 (2011-09-10 (土) 13:47:54)
- 5 (2011-09-19 (月) 10:54:41)
- 6 (2011-09-24 (土) 02:22:19)
- 7 (2011-09-27 (火) 00:34:13)
- 8 (2011-09-30 (金) 12:38:25)
- 9 (2011-10-01 (土) 01:16:06)
- 10 (2011-10-01 (土) 08:46:13)
- 11 (2011-10-08 (土) 09:15:05)
- 12 (2011-10-08 (土) 21:55:44)
- 13 (2011-10-26 (水) 00:03:16)
- 14 (2011-11-11 (金) 23:10:21)
- 15 (2011-11-13 (日) 04:43:23)
- 16 (2012-05-06 (日) 12:57:39)
- 17 (2012-05-06 (日) 17:47:48)
- 18 (2012-05-09 (水) 07:48:17)
- 19 (2012-05-17 (木) 23:55:10)
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【種別】批判 【種別】考察 ※このページはネタバレが多いので、閲覧の際はご注意ください。 ※BLOOD-C自体のネタバレ以外にもxxxHOLiCのネタバレも含まれています。 ※白字にした部分はカーソルで選ぶと反転します。 犬が何者なのか、という謎については、06話までひっぱられてきたが、07話にて犬自身の口から、元は「願いを叶える店」の店主(人間)であり、「ある者」の願いを叶えるために今は姿を変え小夜の前にあらわれている、ということが示された。 これは、CLAMPの別作品『xxxHOLiC』『xxxHOLiC-籠-』の登場人物、「&color(white){四月一日君尋(わたぬき きみひろ)(※CVも同じ)};」のプロフィールと酷似するため、同一人物と考えて間違いないものと思われる。 この展開は「歓迎されざる暴走」であるとして当時ネット上では多くの批判が出ていた。主な意見を以下に取りまとめる。 (1.ストーリー展開・キャラ扱いへの悪影響の不安) CLAMPは自作での「クロスオーバー(ある作品のキャラが別の作品に登場)」や「スターシステム(ある作品と外見・性格・名前などが似たキャラが別の作品に登場)」を好む作家である。 最初のうちは喜ばれたが、これを何度か繰り返すうち、ストーリー運びやキャラ扱いが、だんだん両方の作品の読者の期待を満たさくなってきているという指摘があり、今回はCLAMPファン、xxxHOLiCファンの中にも期待より不安を口にする意見がある。 (2.過去作品の製作者やファンに対する敬意・配慮の不足) 自作品同士で「クロスオーバー」や「スターシステム」を描く分には「お遊び」「ファンサービス」の範疇に入れることも可能だが、もともとIG・押井守および押井塾の作品であった「BLOOD」に既存のCLAMP作品のキャラを出すというところに批判がある。しかも、自作の「主人公」であり、「ストーリー中核に関連した重要な役どころ」で出し、また「xxxHOLiC自体も自分の他作品のほとんどに繋がってくる」「BLOOD-Cには1st作品(LAST VAMPIRE)の小夜らしき人物が出てくる」というあたりも加わって「他人の作品を横取りした」「BLOOD自体がCLAMPワールドのひとつに組み込まれてしまった」と批判する声が上がっている。 ただしIG側も当然企画段階でプロット・ストーリーをチェックしているので、これはCLAMP側だけの責任というわけではない。 (3.BLOODシリーズの世界観の破壊と、考察してきたファンの落胆) 過去のBLOODシリーズは、(描写にSF的飛躍があるものの)基本的には現実の世界の物理法則の中で起きそうなことを描いており、それが物語に一定の緊迫感を与えてきた。 しかし、上記の「&color(white){四月一日君尋};」は&color(white){『xxxHOLiC-籠-』終盤では「大魔法使い」となっており、};別世界への行き来や、「対価」による願い事の成就(ある世界をつくって他人に見せることも含まれる)もできる能力を身に付けている。これはこれまでのBLOODシリーズにはあり得ない概念のため、既存の原則にのっとって伏線の考察を続けてきたファンの興を殺ぐ結果になってしまっている。 要するに「子供の喧嘩の仲裁に、戦車に乗った自衛隊員がやってきた」「SFホラーだと思って観ていたら話の途中で魔法ファンタジー物に刷り変わった」みたいなもので、ストーリーを簡単に根底から覆せる「何でもアリ」な存在が途中から現れたことで、制限された世界観の中でストーリー展開を予想することに意味がなくなってしまった。 ただし、07話にて「願いをかなえるには相応の対価が必要なため、それほど大きな願いがかなえられない」との説明もあるので、世界丸ごと再構築、というのはなさそう。(夢を見せる、というのはありなので夢オチの可能性は否定できないが…) 【関連ページ】「願い」と「対価」 #htmlinsert(amazon,transitional,"asins=4063760553") #br **コメント [#x33bb8b2] #pcomment(,10,below)