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真相について のバックアップ差分(No.15)


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【種別】考察

本作品の「真相」です。11話・12話で判明した確定情報を取りまとめました。
このページはネタバレが多いので、閲覧の際はご注意ください。
書き足し歓迎です。

**確定した情報 [#v0d19488]
小夜は人外の存在である。「古きもの」とは同類の扱いになっている。昔、文人以外の存在に「人を殺せない」という暗示をかけられている。小夜は人間の血を摂取しないが、同類の怪物の血を摂取して生きている。
もともとは人間とも敵対しておらず、どちらかといえば怪物より人間に心情的には近かったようで「人を守る」という使命自体は特に抵抗のある暗示ではなかったようだ。
元から姿は人間の少女と酷似した形態であった。文人が犯した殺人行為に怒ったり、偽物と知っても親娘の絆や楽しかった想い出を大切にする等情愛に溢れた部分もあるが、これが以前から持っていた彼女の本質なのか、人間として暮らしている間につけた後天的な要素なのかは明確でない(委員長はそれも小夜の一面と解釈している)。

戦闘時や怒りを覚えた時に小夜は赤目になり身体能力も常人を超えたものを発揮するが、12話で「古きもの」の個体毎の弱点を瞬時に見抜く能力も発揮できることが明確に描写された。

小夜の存在は米軍や日本政府が隠蔽していたが、上の指示を受けた文人がその存在を発見し捕獲に動いた。
小夜は捕獲される前に[[犬]]に「己のままでいたい」と願った。「対価」は不明。

冬の基地内で文人配下の鬼面の私設兵たちと交戦していた小夜。
小夜は初代小夜と同様、人間を殺せないようで、日本刀を逆に持って「峰打ち」で戦っている。
そこに文人が現れ、文人に付き従っていた「彼」と呼ばれた怪物(唯芳)が小夜を襲う。

捕らえられた小夜は大量に血を抜かれることで本来の戦闘能力を大部分失ってしまう。
この血は「彼」と呼ばれた怪物や、その他の「実験素体(通常の化物)」に与えられた。これが文人の言う「エサ」つまり「古きもの」へと変質した。「古きもの」という名は文人が適当に付けた。
「古きもの」側が文人に従っていた理由は「小夜の血」自体が彼らを使役できる性質を持っていたから。(「カードが手に入った」という文人の発言から、小夜の血が与えられたため古きものが血で使役可能になったわけではなく、昔からそうだったようだ。)

なお「朱食免」は実在し、「人間は昔から一定の人数のヒトを怪物が食べること」を許可していた。

「実験」の首謀者は文人。何らかの思惑で小夜に強い執着と関心を持つ様になり、彼女を捕獲し血液を採取し膨大な手間と人員を費やして行われた。「実験」の目的は、恐らく「怪物に人間と同じ環境を与えた場合、人間のような思考パターンを持つようになり、人間がコントロールできる不死の兵士となり得るか?」「また、人間を殺せないという暗示をかけられた怪物が人間を殺せるようになるか?」であろう。「人間を守るように」という暗示にはあまり意味はなかったと思われる。
唯芳は怪物と人間のハーフであった。自分と近い存在の小夜に心惹かれており、共に暮らせることに喜びも感じていたが、騙していることに罪悪感を感じてもいた。また文人は小夜のファザコンぶりについて、文人の植え付けた偽記憶だけが原因ではなく、彼女が無意識下で唯芳が自分と近い存在である事を感じ取っていた可能性を示唆している。

実験は夏から始められた。他の世界から隔離された「町(=浮島地区)」を作り出し、報酬に釣られた人間を「メインキャスト」「エキストラ」として町に配置した。監視カメラが町のいたるところに設置された。
「小夜を傷つけない」「本当のことを言わない」がキャストとしてこの実験に参加する際のルール。
小夜に異変があった場合は主催側に報告する事になっていた。

実験は小夜の記憶を消し、偽の記憶と人格を植えつけることから始まった。この実験での小夜の設定は「浮島神社の娘で、古きものを倒せる唯一の巫女で、人間を守る存在」。ただし母親の名前や過去の学生生活、幼い頃の記憶などの設定は文人が考えていなかったのか、10話終盤の時点ではまだ小夜の偽記憶として与えられていなかった。
文人は小夜の記憶が戻りそうになるたびに催眠と投薬を繰り返していた。

小夜は血を欲しているため、倒した「古きもの」の血を毎回啜っていた。当初の文人の実験で幾多の実験素体に小夜の血を与えて出来たのが「古きもの」だとすれば、小夜のしていたことは自分の血を自分の体内に戻す行為だったとも言える。
なお、古きものは文人に使役されていた上、メインキャストが小夜の血のにおいを充分付けた鈴を持っていたので、「メインキャストのみを殺さない」という高度な演技ができた。
また、小夜を傷つけることで小夜の体から血が流れることで、その血で自らの戦闘能力が弱まり(自分が低位者であると思い出すためか)、小夜に瞬殺されるハメになったようだ。

唯芳が倒れていた理由と口元の血の謎は、ときどき小夜の血を摂取して力を増させていたが、摂りすぎて気分が悪くなったようだ。

文人は政治方面にも顔が利き、報酬として優花が政治家になることをこれから後押しするようだ。

エキストラは死ぬことを知っていて契約したのかについては、知らなかった可能性が高い。
実際、彼らが殺されかけるに殆どの者が激しく驚きパニックを起こしたり恐怖におびえており、12話で惨殺されたエキストラの1人が「話が違うじゃないか」と叫んでいた。
エキストラはどんどん死んでいく周りを見て逃げ出すことを考えなかったのか、については、地区内に金網が張り巡らされている上、私設兵も見張っていたので簡単に脱走できなかったようだ。

**予想 [#g05c3d2d]
基地の描写が出てくることや、「米軍や日本政府が隠蔽していた」という11話の回想シーンでの文人のセリフから今回の小夜は「ラスヴァン」の音無小夜である可能性もある。
双子の犯罪の内容は少女売春とリンチ殺人であると予想される。双子の言う「あの人」という権力者は文人であり、警察にも顔が利くようだ。
時真の金がいる理由は、恐らくヤバイ方面から多額の借金をしたと予想される。
優花は近いうちに都知事選に出馬したいようなので、実年齢は若くても20代後半、下手をすると30代以降であることが予想される。また、普通に出馬して当選するよりこのような危ない橋を渡ってまで文人に都知事就任を依頼しているため、選挙に普通に出れば落選確実であったり、それ以前にどこも公認したがらないような相当まずい経歴があるものと思われる。
委員長の欲しがっていた報酬は最後まで不明だが、他メンバーのヤバさから考えてそれ相応の危ないものであった可能性が高い。また時真の台詞からしてメインキャストの選定基準自体、とても全うな生活を送る事が不可能なかなりの訳あり人間をチョイスしていたようである。

**残った謎 [#hb1921d2]
-小夜の本当の正体(ラスヴァン小夜と同一人物なのか?)
-小夜はいつごろ、何のために「願い」を願った?[[犬]]とはどうやって知り合った?対価は?
-小夜は今まで同種の怪物を狩って生きながらえてきたのか?
-「古きもの」(鎧武者など)はなぜ昔の強かったころの小夜を知っていたのか?
-文人の真の目的(本当に利用したいだけなのか?ゆがんだ愛情があるのか?まだ怪しい。)
-文人の正体。政府高官?お金持ち?人外のもの?
-文人が11話で腕に巻いていた包帯の理由。
-怪物に小夜の血を与えることでどう変質したのか?(凶暴化?)
-委員長の参加の理由。
-米軍・日本政府はなぜ小夜を使った実験を放置しているのか?一枚噛んでいるのか?
-実験は先生ほかが暴走して小夜に記憶を取り戻させなければ、いつ頃まで続ける予定だったのか。
-小夜と文人は、どちらが勝者でどちらが敗者なのか(勝者と敗者の賭けの顛末)

**作品外の謎 [#q6c17c40]
-最大の謎:なぜこの企画が通ってしまったのか?(A.大人の事情です。)
-気になる謎:TV版がこれだと客来ないと思うけど、劇場版本当に作るの?(A.半々くらいの確率でしょうか。)
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**コメント [#c2866ce1]
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