Top/更衣小夜

更衣小夜 の変更点


【種別】人名・人名(劇場版)
【フルネーム】更衣小夜(きさらぎ さや)
【CV】水樹奈々
【年齢】高校2年生
【登場】01話〜

 私立・三荊学園に通う高校2年生の少女。髪型は腰まである長髪を肩の少し上で左右二つに赤い紐でしばった「おさげ髪」。また、[[フレーム無しの眼鏡>小夜の眼鏡]]をかけている。
 浮世離れした非常におっとりした性格で、言葉遣いも不自然なほど古風。そんなところを友人につっこまれながらも、平和な学生生活を楽しんでいる。よくコケたり顔を擦りむいたりするドジな面があるが、逆に体育の授業などで見せる運動神経はとても良い。
 浮島神社の神主、唯芳の娘であり、母が早くに亡くなったため、父と二人で神社の敷地に暮らしている。父に対しては盲信とも思えるほどの深い敬愛を抱いており、極度のファザコン。また、自らも巫女であり、朝の拝礼は欠かさない。

 裏の顔として、父の命を受け、神社に伝わる御神刀で「古きもの」を討ち倒す役目を持つ。古きものと対峙した際は、普段のおっとりした性格とは打って変わり、口調も表情も冷静で戦闘的な雰囲気になる。怒りが増すと赤い猫目になり、戦闘力もさらにアップする。

※以下はネタバレ情報です。

-(01話) 独りでいるときには[[自分で作詞作曲したへんな歌>小夜の歌]]を歌うクセがある。
-(01話) 通常時は普通の「古きもの」と同程度の強さだが、怒り・憎しみなどが引き金になり瞳が赤くなったときには能力が上がり、今まで斬れなかった堅さのものを切れるほど腕力が上がる。
-(03話) 料理の仕方を少しづつ文人に習っている。卵焼きが作れるようになったようだが腕はまだまだ発展途中のようだ。
-(04話) 「古きものを倒して皆を守る!」という約束を誰かとしている(誰なのか本人も思い出せない)。ナレーションから、現在の生活を得る前の小夜は強い「憎悪」を持った存在だったが、何らかの方法で性格を上書きされて、今の性格になっている可能性がある。
-(04話) 父が怒っていたのはきっと自分がうまく戦えなくて怪我をしたからだと解釈するような、他人の気持ちが汲み取れない「お電波さん」な部分がある。
-(05話) 貫手で敵を倒した血まみれの手を若い娘に差し出して(本人は助け起こそうとしたつもり)、相手に恐怖のあまり逃げられてしまった。
-(06話) 気絶後に目を覚ましたシーンで、眼鏡無しの髪をおろした状態で胸のはだけたパジャマ姿を披露。バストは結構豊かなようだ。(ファンからは眼鏡外して髪下ろしたほうが美人では?という疑問が多く出た。)
-(08話) (ファン待望の?)お風呂シーン登場。眼鏡を外し、髪を下ろした(途中から髪をアップにしてうなじもみせる)入浴姿を披露。なお、07話で負った怪我が半日で癒えているなど、予想通り回復力が高い。また、裸を見られることへの羞恥心が薄いことを[[犬]]にツッコまれている。湯気が立つ中眼鏡なしで普通に視野を得ているので、眼鏡は伊達眼鏡である可能性がある。時真や父が「何を心配しているのか」を察せない「お電波さん」ぶりに拍車がかかっているが、その一方で、誰かと話す毎に封印された記憶に綻びが生じ始めている。
-(08話〜09話) 校舎に乱入した「古きもの」から級友たちをうまく守れなかった。
-(10話) 「古きもの」(多毛女)から[[自分たちよりも悪食>我らよりもよほどの悪食だ]]で[[約定を守らない人間達の傀儡となっている>苦しめ、約定を違えた人どもの傀儡よ]]と責められた。また、終盤では自分が役割を演じているに過ぎないことを筒鳥に指摘されている。
-(11話) (→真相についてを参照。)基地と思しき場所で文人の[[私設兵>鬼面の私設兵]]と戦っていたところを文人(と[[もう一人の人物>「彼」]])拉致され、記憶を上書きされて、「実験」に強制的に参加させられていることがわかった。捕らえられた際には大量に血を抜かれ、その血はガリレオ温度計のガラス球の中に入れられている。実は各話戦闘後に、古きものの血を毎回啜っていた。筒鳥の解釈では「古きもの」の血を飲むと記憶が蘇るらしい。なお「更衣」には衣替えの意味があり、頭の中身を入れ替えられた小夜に対する皮肉の意味を込めて実験側がつけた苗字らしい。ほとんど動かなかった(大きく動いたのはショックで膝をついた時%%とその時に揺れた胸%%だけ)。
-(12話) 全てを知った小夜は腕角鹿を倒し、唯芳が変化した古きものも倒す。傷心の小夜は全ての黒幕、文人を追うが、彼はヘリで飛び立った後だった。文人のヘリを追うも彼の銃弾に倒れる小夜。意識を回復した小夜は吹っ飛ばされた左目を制服の切れ端で覆い、全てを終わらせるために町を出るのだった。

※以下は主に放映当時の独自研究情報となります。ネタバレ後にも更新されていない場合がありますので参考程度にお読みください。

 本作品の主人公(=ヒロイン)。10等身(!)のおさげ眼鏡っ娘。本作の敵役である異形の怪物「古きもの」を日本刀でバッサバッサと討伐する天然ボケのかわいい女子高生。
 現実(リアル)では絶滅危惧種とされる「黒髪長髪の女子高生」であり、「眼鏡」「天然ボケ」「少しヤンデレ」「古風」「巫女」「お洒落制服」「戦うときは冷酷に変化(二面性)」などなど、「萌える」要素をすべて少しずつ放り込んで造形された上、声も[[当代屈指の人気声優>水樹奈々]]が担当という最強のヒロイン・キャラクター。
 …のはずだったが、守れるはずの人さえも本気を出さずに守りき「ら」ないという不条理なシナリオと、物語全体を流れるあまりにも不自然な演出が原因で、最終話になるまで視聴者の誰からもほぼ全く感情移入してもらえなかった薄幸のヒロイン。

 ネットでの通称は普通に「小夜」の他、一部では「見殺し」「守る守る詐欺」「残念なおさげ」「頭3個分の髪型」など。えーと…まあその…なんだ。仕方ないんじゃね?



※以下、本編12話以降〜劇場版、及び漫画版3,4巻のネタバレ
その正体は人型をした「古きもの」の上位種であり、一般の「古きもの」の血肉を餌として食する。
「小夜」の名は元からあった本名で、彼女に惚れてしまった文人に捕らえられ、上記の「実験」で「巫女の女子高生」と言う設定を与えられていた。
本来の性格は気性も激しいが、人情のようなものも備えており12話で唯芳を看取る時も「父様」と呼び涙しており、傷を癒しつつ倒れている間も偽りの学園生活を懐かしみ涙を浮かべていた。
やがて復讐のため東京に赴きサーラットのメンバーと知り合い、「犬」の正体である[[四月一日君尋]]の「ミセ」で刀を入手。
蔵人が変化した「古きもの」を倒し文人に迫るも、彼は小夜の刀で自害して果てる。
再び一人で生きるしかなくなった彼女は街に紛れてゆく。



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