03話

第03「魔王」　(第02話←→第04話)
【種別】サブタイトル
【タイトル元ネタ】魔王 / シューベルト
【雑誌掲載時タイトル】第六天魔王

　廃城で目を覚ました豊久は何者かによって戦の傷を手当てされていた。
　豊久に「起きたか？」と話しかけた隻眼の男は、自分があの「織田信長」であると名乗る。信長がとうに死んだ後の世に生きていた豊久は、にわかに信じられず、二人の間に諍いが始まる。
　そこへ絶妙のタイミングで割って入った弓矢使いの若武者。彼は二人に対し、今獲ってきた鳥の羽をむしるよう言いつける。彼に気圧され、何がなんだかわからぬまま彼らと一緒に羽むしりに参加する豊久。

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