M2

【種別】武器
ブローニングM2はアメリカ製の重機関銃

1933年にアメリカ軍に制式採用され、以降70年以上重機関銃の王として君臨し続けている名銃。整備性、生産性、耐久力、命中精度、威力のどの面を見ても驚異的な評価を得ている。米軍の主力戦車M1A1エイブラムス、陸自の61式・74式・90式などの主力戦車の、砲塔上部車載機銃も本銃であり第二次大戦中のほとんどの米国軍機にも搭載されていた。拠点防御の要とも言える本銃の使用弾薬は12.7mm弾であり、有効射程4000m、圧倒的破壊力は本来人道的見地から対軽車両のみに限定して使用されるべきものであるが、もちろん戦場では対人兵器として平然と使用されている。フォークランド紛争でスコープ付のM2の長距離射撃にイギリス軍が苦汁をなめさせられた逸話も残る。ただし古い機関銃のため同じ12.7ミリ弾を使うバレットM82より射程は短い

作中ではルアクの海賊団の小型船に2連装で搭載されており、ラグーン号に発砲したが避けられ、火線の延長線上にいた味方船を撃破してしまった。また、タケナカらがこもる反政府軍キャンプにレヴィとシェンホアが潜入する際にレヴィが「正面だけCal50か」と本銃の存在を示唆している。コミック7巻ではコロンビアマフィアの武装4WDに搭載された本銃がイエロー・フラッグを半壊させている。