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12話

12話「目覚める者たち」
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【種別】サブタイトル

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キョウは、リョーコセレブラントとして覚醒しつつあることが気がかりでならない。
オケアノスでは、ミナトたちが新たに生まれてくるセレブラント候補のデーター解析に大忙しだった。
補習を装って「セレブラント狩り」に呼び出され、覚醒の兆しが見えたトミガイハヤセが残される。
これほど大勢の候補生が出現するのは極めて異例で、実はシズノ舞浜サーバーに干渉したのが影響していたのだ。しかし、その中からセレブラントとして成熟するものは限りなく少ないという。それを聞かされ、ホッとするキョウ

ミナトの解析で、シンの乗ったコブラルが進んだ方向が明らかになった。ガルズオルムの本拠地は北極付近にあることが判明するが、具体的な位置特定には至らない。
クリスにそのことを伝えに行くキョウ。落ち着いていたかに見えたクリスは、報告を聞いていきり立つ。クリスは、アークを失った悲しみを紛らわせるために、メイイェンをパートナーにしてゼーガペインフリスベルグの訓練に励む。
その様子に、パイロット補充の必要性を痛感するキョウだが、アークの死を目の当たりにした直後でもあり、カミナギだけはセレブラントになってほしくないとシズノに言う。しかし、「それを決めるのはあなたじゃない」と一蹴される。

リョーコの家に遊びに来たミズキは、リョーコの撮った映像がキョウばかりなことをからかう。「キョウの見ているのはあなたなんだから自分を撮れば?」と言うミズキに「キョウちゃんの見ているものは私じゃなくて…でもそれは言葉にすると消えちゃいそう」と言葉を濁す。
ゲーム「ペインオブゼーガ」でゴーネに苦戦するコージーウィザードとして助けるリョーコキョウのやった「海面ぶったぎり攻撃」を無意識に指示するリョーコは、パイロットとしての適性が着実に上がってきていた。

そんな中、キョウの家にやってきたリョーコは、なんでもない口調で「私ね。キョウちゃんとおんなじセレブラントになっちゃった」と告げる。目覚めたリョーコキョウよりも早く柔軟にこの世のからくりを受け止めていた。
バイクを二人乗りして街中を走るキョウたち。てきぱきと道順を指示するリョーコ。その姿はまるで息の合ったガンナーウィザードのようだった。それを見て気持ちが沈むシズノ

バイクで舞浜の端までやってきた二人。ここから先にヴァーチャルな世界はないのだった。目覚めたことへの不安と、それでもキョウと一緒にいたいという想いを吐露するリョーコに、キョウは自分が彼女のことをしっかり受け止めるという決意を不器用に伝えるのだった。

脚本:桶谷 顕
絵コンテ:高田 耕一
演出:宅野 誠起
作画監督:米山 浩平(キャラ)、池田 有(メカ)

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