殯蔵人

【種別】人名(劇場版)
【フルネーム】殯蔵人(もがり　くろと)
【CV】神谷浩史
【年齢】??
【所属】シスネット代表取締役、サーラット支援者

　若者が就職したい企業ナンバーワンのITベンチャー、シスネットの代表取締役。
　ネットで真実の情報を求め、世に正義を問おうとするネットコミュニティ・サーラット（SIRRUT)の考えに賛同して、経済面などの支援を陰ながら行っている。
　過去、七原文人に関わり、車椅子での生活を余儀なくされたために、七原文人に対する敵対心を持っている。（劇場版公式HPより）

※以下は主に放映当時の独自研究情報となります。ネタバレ後にも更新されていない場合がありますので参考程度にお読みください。

　「殯」は「死者を本葬するまでのかなり長い期間、棺に遺体を仮安置すること（またはその場所）」、「蔵人」は「くろうど」だと「天皇の秘書的役割の官僚」、「くらんど」だと「日本酒や醤油の醸造にかかわる職人」を指す。
　また読みの「クロト」は、ギリシャ神話の「クロートー（人の運命を糸錘から紡ぎ出す女神）」から来ていると推測される。
　小夜に過去と決別させ、新しい道を指し示すキーパーソンであることが名前からも伺われる。
　
なお、「殯」「クロートー」については、Wikipedia「殯」「クロートー」も参照のこと。

以下劇場版および漫画版3〜4巻のネタバレ
実は七原家と対の形での朱食免の管理の務めを担う一族の末裔であり、「朱食免」とは殯家に代々受け継がれているもの。
サーラットの支援は表向きの顔でしかなく、本性は冷酷であり彼らも利用対象としか見ていない。
殯家の後継者は朱食免を体内に埋め込み管理する役割を担っており、足の障害はその副作用。
かつて文人とともに世界征服の夢を語り合った仲だったが、彼が小夜への執着を優先しようとしていることを知り怒るも、文人に小夜の血を注入されて朱食免に飲まれる形で「古きもの」に変わってしまい、小夜に倒される。

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