復元者

【種別】用語
【登場】06話

ガルズオルムによって製造(？)されたと思われるヒューマノイドタイプの生命体。
公式サイトのキャラクター設定によると、思想や哲学は一切持たず、プログラムされた命令に無条件に従うという。
「誰によって」「どのように」「何から」復元されているのかは不明。
男性タイプのアビスと女性タイプのシンが確認されている。

おそらくクローニングのような技術によって、データを元に本物の人類の肉体を
「復元」して、操っていると考えられる。
本当の人間であるセレブラントが、幻体という幻でしか現実世界に存在できないのに対して、本質的な意味では人間ではない復元者が、肉体を持った生命として現実世界に存在するという皮肉な設定は、ゼーガペインの世界観を象徴しているとも言えそうだ。

オケアノス艦内に進入した際は人類を遙かに超える圧倒的な戦闘能力を見せつけたのみならず、実体と幻体を自由に行き来する能力がある事が明らかになった。
シズノは「ガルズオルム側にデータが存在していれば何度でも複製を作り出せる」と指摘しており、それ故に『作り物』というのは正しい表現と言える。
北極基幹サーバー攻略戦では彼らの不死身の秘密（肉体のストックがあり、それによって復活する）が明らかになる。
幻体を自由に投影でき、生物とは思えないほどの身体能力を持ち、肉体が破壊されれば他のストックへと自らを転送する。まるで超小型のホロニックローダーのごとき存在。

なぜか17話の頃には、流暢な日本語を喋れるようになっていた。幻体達を「光なき者」と呼びイリエからは「進化した肉体の持ち主」と言われていた。詳しくは「幻体と復元者」の頁を参照のこと。

コメント †

• 超小型のホロニックローダーと言う発想は面白い。ホロニックローダーは幻体の生命維持装置。復元者も、肉体を失えば永遠は止まる -- 2007-02-04 (日) 10:42:24
• アニメでは肉体の器が償却された「だけ」だから、ジフェイタスがやられなかったら、10年後くらいに復活してた可能性はあるかも。 -- oneeven? 2007-02-04 (日) 10:46:11
• 「幻体データは複製できない」という縛りがガルズオルムの復元者にも適用されるのならば、幻体データ(+改良)で肉体作成＆クローニングし、さらにこれらを幻体に「戻す」事で、理論上は無限に複製できる気がする。記憶なんぞ連中があまり重要視するとも思えないし・・・。 -- oneeven? 2007-02-04 (日) 10:51:05
• 同意＞面白い -- oneeven? 2007-02-04 (日) 10:53:17
• 記憶を複製しなければ、幻体のコピーも可能かもしれない。肉体は遺伝子データ(2進数で記述可能)があれば復元可能みたいだし、量子データが必要不可欠なのは意識や記憶のデータだけだったような気がするし(第5話確認します)不可逆でもbit→cubitの変換さえ可能ならいけそうだ。 -- 2007-02-04 (日) 10:58:47
• なんで２体しかいなかったんだろ？もう少し人数いた方が「セレブラントとの接触による進化」もコントロールしやすいのでは？ -- 2007-02-04 (日) 19:16:18
• ゲーム版では複数いる設定になっているし、シンとアビスはナーガの部隊に所属していたことも分かった -- ナオ? 2017-01-17 (火) 04:10:57