量産型

【種別】敵キャラ
【登場】12話

八頭身モナーとモコナを足して２で割ったようなデザイン。
顔はウサギだが、表情や体つきは八頭身モナーのそれと酷似している。

※以下はネタバレ情報です。

文人が手に持っていた鏡を地面に落した途端に浮島神社内(小夜の背後)から出現。
出現直後にいったん小夜に両断されたが、プラナリアのようにその部分部分がそれぞれ１体の本体となり、さらに脈絡無く２体→６体と、どんどん分裂。最終的には街中に７体以上が同時確認されている。
浮島地区大虐殺に参加。文人に放棄された浮島地区のエキストラを一掃する役目を与えられていたと思われ、その殺戮数は超多脚蜘蛛を大幅に上回った。
爪が伸びたり、片手が袋のように変化したりする高性能仕様。

見つけた町の人をそのまま喰らうだけでなく、爪で串刺しにして一人一人喰らったり、頭をひねりちぎって流れた血を飲んだりなど、子供が思いついた拷問をそのまま無邪気に実践したようなやり方で町の人々を惨殺。挙げ句には、町の人を片っ端から捕まえて片手袋に放り込み、満杯になったところで高速回転する手を突っ込んで、ミキサー感覚で人々を血のジュースにするという、なかなか荒っぽい、やっつけ仕事のような大量殺戮ぶりを見せた（あまりにも惨たらしい描写だったためか、放送時にこれらのシーンが全カットされた局も存在する）。

小夜と戦っている最中、「本体は最初の１体である」と見破られ、その１体を倒されることで残りの全員が一気に死亡。この片付け方もなかなかやっつけ仕事っぽいが。

※以下は主に放映当時の独自研究情報となります。ネタバレ後にも更新されていない場合がありますので参考程度にお読みください。

★弱点
縦に真っ二つに切り裂いた時は死なない(で、上記のように分裂する形で再生していく)が、本体が首を取られると死ぬといったような性質を持つことが窺える。ただ、分裂後のものに関しては、更に分裂することはなく斬られると死ぬようだ(車で通るシーンの中で一部死んだ(?)ようなものも見られた)。

デザインがあまりにも投げやりすぎるため「スタッフのCLAMPに対するせめてもの最後の抗議では？」とあちこちで指摘される結果となった。
ネットでの通称は「ウサきもの」「八頭身モコナ」「ありがとウサギ」など。

【参考資料】八頭身モナーのAA

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