筒鳥香奈子

【種別】人名
【フルネーム】筒鳥香奈子(つつとり　かなこ)
【CV】宮川美保
【年齢】不明
【登場】01話〜

小夜のクラス(2年B組)の担任教師。OP映像を見る限り化学教師でもあるようだ。
短いタイトスカートと白衣、その下の青いキャミソールがトレードマーク。色っぽい容姿やさばけた行動で、特に男子生徒に人気があるらしい。

※以下はネタバレ情報です。

• (03話) 以前は化学以外の研究職だったが、教職についてからはずっとこの学校に赴任し続けているらしい。小夜と古きものの関係や、この街で起きている事件についての詳細に深く関わっている様子。
• (05話) 自習の時間を勝手に怪談の時間に変更しようとした双子の案に乗っかるなど、ノリの軽いところがあるが、怪談話にかこつけて、自分の街の本当の話(古きものと人間の関わり)を語り出し、小夜に過去のことを思い出させようとしている節がある。
• (09話) 校内大虐殺で、2年B組の生徒は３人を除いて全員死亡したが、それにも全く動じていないところ、当日の登校連絡は2-B以外の生徒には来なかったところなどから考えて、今回の大虐殺の仕掛け人である可能性が少なくない。
• (10話) 唯芳の留守を狙って浮島神社を訪ね、小夜に書庫の本を見せてもらい、そこにある矛盾を指摘した。その後、一連の出来事が全て「茶番」であったことを小夜に明かそうとする。
• (11話) いわゆる「メインキャスト」の一人であることが判明。実際には教職資格を持っていない「偽教師」であることが判明。実験への参加動機は「百人一首の研究をしていたが、そこで化物の存在を知覚して文献でいろいろ調べており、化物が実在すると主張しまくって学界で失笑されたので本物を世間に晒して見返してやる」というもの。実験の進みが遅いことに苛立ち、小夜に「古きもの」の血を飲ませ、無理やり覚醒させようとしている。
• (12話) 「裏切ったキャストは粛清する」という文人のルールに従って、腕角鹿に喰われかけたが、(あれほどつらくあたった)小夜に助けられた。しかし、唯芳に助けを求めに行ったところ、すでに人間の心を失っていた彼に首元にかぶりつかれ絶命。
• (裏話) 演じた宮川美保さんは、「特定のキャスト以外には台本が直前まで渡らない」という本作のシステムのために、11話直前まで、まったく「茶番劇を演じているキャラ」とは知らないまま収録に臨んでいたとのこと。(ラジオ『BLOOD-R』より)

※以下は主に放映当時の独自研究情報となります。ネタバレ後にも更新されていない場合がありますので参考程度にお読みください。

本作での色気部分の80%程度を一人で受け持っているクールビューティ。ただすこぶる意地の悪いところがあり、心配するふりをしつつ小夜を言葉責めしたりするドＳ。11話で小夜に指でスカートを少しめくるなどべたべた触った後、小夜の乳をわしづかみという実に羨ましいけしからん事をした。また、12話で絶命した後も青紫のパンツを見せ、グロい中でも視聴者サービスを最後まで忘れなかった。

ネットでの通称は普通に「先生」の他、「乳鳥先生(体型から)」。
また、「保健医」「女医」とも呼ばれるが、これは単なる勘違いかネタ。
ラスヴァンには「保健医」が、BLOOD+には「(保健医に偽装した)生物学の女性研究者」が出てきたが、本作の筒鳥は表向き「化学の教師かつクラス担任」で、裏は「百人一首研究家」である。

いろいろな裏を知っているため、序盤〜中盤にかけては大物臭が漂っていた…が。
文人の本性をある程度知っていたにもかかわらず、裏切ってもなんとかなると思っていたり、非合法なプロジェクトで得た証拠で学会発表して一発逆転可能と思っていた見通しの甘さ、自分の学説が通らないのは学界の長老のせいとしか思っていない自省のなさなど、蓋をあけてみればメインキャストでもトップクラスのおバカキャラであった。
学会で叩かれていたりバカにされていたらしいが研究内容以前のこうした残念さでは無理も無かったと思われる。

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