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HG ヴィクトリーガンダム

01 LM312V04 ヴィクトリーガンダム  1993年4月発売 本体価格1500円

シリーズ:1/100 HG Vガンダムシリーズ
 ( → 02 Vダッシュガンダム)

総合○

総評

変形機構とパーツの差し替えによってトップファイターとボトムリム(一応)に分離可能。また単体のコアファイターも付属するためボトムファイターも再現可能となる。
結果、トップファイターとボトムファイターの2機、またはトップファイター、コアファイター、ボトムリムの3機を同時に並べることができる。
パーツが付属しないため単体のトップリムは再現不可。トップファイター時の前腕部と腹部はディテールが再現されておらず、ビームライフルも前腕部側面にマウントする形となる。
またボトムリム時の股間パーツも設定とは異なるため、B-CLUBから改造パーツがリリースされていた。

プロポーション

カトキハジメによる設定画稿ではなく、佐野浩敏による作画用設定を元に立体化されており、精悍な顔つき、胴体の厚み、スカートのバランス、メリハリの強いスネなど、カトキ画とは明らかに印象の異なる点はこの作画用設定由来と考えられる。
キットは作画用設定をかなり素直に立体化しており、キット単体としてのプロポーションも良い。
だがカトキ画版を再現しようとすれば、独特の顔つき、小さい胴体とスカート、ボリュームのあるスネなど大改修が必要となる。この点は各自の好みで。
ヒジのビームシールド基部カバーパーツはなぜか上腕側に一体となっている。

関節

ヒザは変形機構と外装の形状のためほとんど曲がらない。
頭部の引き込みギミックはMS形態の位置に固定し辛く、よく頭部が引っ込んでしまう。
肩ブロックやヒジを曲げた時などに黄色いポリパーツが露出するため印象が悪い。

色分け

頭部のアゴと隈取りの赤、胸部やスカートの白、足首の赤はシステムインジェクションによる色分け。
胸部ダクトの黄色や、コアファイター機首のグレーなどはシールによる再現となっている。
カメラアイはクリアピンク成形+シール。
コアファイターのキャノピーはスモーククリア成形。
頭部のV字アンテナはポリパーツで成形されている。
ポリパーツが黄色で成形されているため、外部に露出すると印象が悪い。これはV字アンテナの色分けのためか。

武器・付属品

  • ビームライフル
    フォアグリップ部が可動。
  • ビームサーベル×1
    柄まで一体のクリアピンク成形。
  • 刃の部分を扇状に展開したビームサーベル×1
    柄まで一体のクリアピンク成形。
  • ビームシールド
    ビーム部はクリアピンク成形。
  • コアファイター
    変形不可。
  • トップファイター用機首
  • ボトムファイター用股間パーツ

機体各部のハードポイントにはビームライフルやF90等の各種オプション武器をマウント可能。
ビールサーベルのグリップをビームシールド基部に収納するギミックは省略されている。手首は可動指タイプのみが付属。

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