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1/144 ガンダムWシリーズ

キットは1995年4月〜1996年4月に発売。1995年4月〜1996年3月に放映された「新機動戦記ガンダムW」に登場するMSを1/144でキット化したシリーズ。2012年11月現在におけるTV版ガンダムWの1/144キットはこのシリーズのみ。

なお、総合評価の○×はあくまでキット発売時点を基準とした評価であるので購入時には注意。
参照:評価基準(HGUC)

No.形式番号機体名称総合発売年月税抜価格
001XXXG-01Wウイングガンダム1995.03500円
002XXXG-01Sシェンロンガンダム1995.05500円
003XXXG-01Dガンダムデスサイズ1995.06500円
004XXXG-01Hガンダムヘビーアームズ1995.06500円
005XXXG-01SRガンダムサンドロック1995.07500円
006OZ-00MSトールギス1995.07500円
007OZ-13MSX1ヴァイエイト1995.08500円
008OZ-13MSX2メリクリウス1995.08500円
009XXXG-00W0ウイングガンダムゼロ1995.09700円
010OZ-13MSガンダムエピオン×1995.10500円
011XXXG-01S2アルトロンガンダム1995.11700円
012XXXG-01D2ガンダムデスサイズヘル1995.12700円
013OZ-00MS2トールギスII×1996.04500円
【リミテッドモデル】
015(※)OZ-06MSリーオーカスタム1996.04800円
021(※)OZ-12SMSトーラスカスタム?1996.04800円

リミテッドモデルシリーズの通し番号

総評

全体的には平成3部作(G、W、X)の1/144共通のキット構成。
一覧表最下部の2点はリミテッドモデル(LM)として期間限定で生産されたもので、すでに絶版となっている。キットの仕様も著しく異なるため本来はこのシリーズに含めないが、便宜上このページで扱うことにする。

色分け

この時期のキットはユーザーが塗装することを前提にしているためか、色分けのためだけに細部を別パーツ化するという考え方はまだなかった。そのため、各ブロックは基本色一色で成形されており、可動やディテールのために必要な箇所以外はほとんどが別パーツ化されていない。シールの対応が不十分な部分も多い。

商品仕様の途中変更について

ガンダムWの1/144シリーズは旧仕様(放映当時からのもの)と新仕様(2000年から発売)の2種類が存在している。旧仕様は絶版ではなく2012年現在でも再販されることがある。新旧仕様の違いは以下の通り。

  • 新仕様ではアサフレックス製フィギュア(1/35?)とフィギュア用説明書が追加されており、旧仕様から100円値上げされている。
  • フィギュア追加に伴いボックスアートが変更になった。
    旧:セル画風イラスト(機体のみ)+カタカナ機体名 → 新:機体のポリゴンモデル(既存キットのCADの流用?)+イラスト(パイロット)+アルファベット機体名
  • 組立説明書は表紙に「WF-xx」というシリーズ番号を追加。

パーツに関して

  • アンテナ部の安全対策は現在主流のフラッグ式ではなくアウトラインが丸くなっている。削ってシャープにするとよい。
  • ポリキャップはPC-110に変更され、Vガンダムシリーズで登場しGガンダムシリーズにも使われたポリ製の腰アーマー受けパーツは廃止、サイドアーマーのみポリキャップ接続とした。
    ヒジやヒザなどの関節部や手首は引き続きまるごとポリパーツとなる。塗装するならメタルプライマーでの下塗りをするとはがれにくい。
  • ヒジの上腕側の軸は径が2.5mmのもので折れやすい。サイズ的に代替品を見つけにくいので注意。
  • V・Gガンダムで前から取りつけていたフロントアーマーは、左右つながった状態で股関節ブロックにフンドシで挟み込む、初期のHGUCに近い構成に変更。これにより、独立可動はできなくなったがポロリすることもなくなった。独立可動させるには中央で切り離し、軸に抜け止めを設けるか真鍮線などでつなぐ必要がある。
  • Gガンダムでは半分以上のキットで腰の回転可動が省略されてしまっていたが、ガンダムWではガンダムエピオン以外はすべて可動するようになった。
  • VガンダムシリーズやGガンダムシリーズの一部キットに採用されていた、肩アーマーと上腕が一体化した構造は完全に廃止された。

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