1/144 トールギスII

13　OZ-00MS2 トールギスII　　1996.4発売　525円 (本体500円)

総合×
シリーズ：1/144 ガンダムWシリーズ　(12 ガンダムデスサイズヘル←)

総評

ガンダムWシリーズでありながら、次回作のガンダムXが始まってから思い出したように発売された、まさかのシリーズ第13弾（第11弾・アルトロンガンダムの内箱（当時のロット）にて一応告知はされていたが、第12弾・デスサイズヘルでは説明書で恒例となっている次弾の予告はなかった）。
トールギスIとまったく同じランナーにIIの頭部パーツを追加しただけの内容であり、事実上I・IIのコンパチ仕様となっている（Iの頭は不要パーツ扱い）。
値段が据え置きなのでお得感はあるものの、キット化を見越していないカラーリングが災いして、そのまま組み立てただけでは色分けがあまりにも悪いため×評価とした。
むしろ発売されたこと自体に意義があると考えるべきか。

プロポーション

トールギスを参照。
新規造形の頭部は顔がガンダムに近くなったが、そのせいか一部のイラストでは目がバイザーではなくツインアイとして描かれていることもある。

関節

トールギスを参照。

色分け

設定では機体には青色の部分が多いのだが、パーツの成型色もトールギスIそのまま。
シールは胸、肩アーマー、シールドの一部しかフォローしておらず、パチ組み派には非常につらい。
新規となるII用の頭部パーツはトサカはなぜかダークグレー（設定では白と黄色）、それ以外は白成型。
シールド用のシールはIIでは不要な鷲マークのモールドを隠すことができるため、塗装派はこの鷲マークをパテで埋めるかプラ板で覆う必要がある。
なお、シールはII用のみ入っている。

武器・付属品

• ドーバーガン
  銃身の伸縮ギミックは省略。そのため、劇中で印象的な「指揮杖代わりに地面に立てて砲口に手を添える」というポーズはとれない。
• サークルシールド
  左肩アーマーにマウント、はずして手に持たせることも可能。裏側にはビームサーベルのグリップ2本（着脱不可）が再現されている。
• ビームサーベル
  白の単色成型。設定では上記のとおりシールド裏に2本装備しているが、キットに付属する使用状態のサーベルは1本のみ。

トールギスIと全く同じ内容である。

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