RG ダブルオークアンタ
021 GNT-0000 ダブルオークアンタ 2016年5月28日発売 本体価格2500円
シリーズ:1/144 RGシリーズ
(020 ウイングガンダム EW ← → 022 シナンジュ)
総合 | プロポーション | 関節・可動 | 色分け・合わせ目 | ギミック | 武器・付属品 |
◎ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
(レビュー投稿日:2017/04/04)
総合 ◎
バランスの良いプロポーション、広い可動範囲、劇中ギミックの再現が可能と、ダブルオークアンタの特徴がコンパクトな1/144にまとめられた良キット。
HG版?と比較すると、全体的にマッシブになりつつもメリハリの利いたシルエットになったほか、ソードビットやアンテナのエッジがシャープに、モールドやディティールの追加で情報量が増え、クリアパーツも増えているなど、RGらしくリッチにアレンジされている。
欠点は分解されたソードビット用のスタンドがないことと、アンテナが外れやすいことくらい。
RGにしてはパーツ数が少なくポロリもほとんどないので組みやすく、RG初挑戦の人にもオススメできる。
プロポーション ◯
エクシア、ダブルオーと共通のフレームとなっているが、外装を取りつけることできちんとダブルオークアンタになる。
設定よりも太めになっているほか、共通フレームを使っている都合で謎アレンジになっている箇所もあり、好みが出てしまうかもしれない。
とはいえ、全体的に見ればバランスが良く、シャープさを維持しつつも立体映えするボリューム感にまとめられているので、逆に安定感のあるプロポーションになったともいえる。
難点は足首で、もとのデザインが小さいため仕方がないのだが、GNシールドのバランスもあって重量バランスがあまりよろしくなく、接地性にも影響が出てしまっているのが残念。
モールドは少なめだが、スミ入れしてやることでさらにプロポーションが引き締まって見える。
関節・可動 ◎
デザイン的に可動部に配置されたパーツやディティールが少ないため、とてもよく動く。
劇中のポーズはほぼすべて再現できると言っても過言ではない。
RGの特徴ともいえる装甲スライドは少なめだが、どれだけガシガシ動かしてもポロリがなく、ストレスなくポーズがつけられる。
保持力が高いので、ポーズの固定も容易。
GNシールド周りでややポロリし易いのと、思いのほか動かないのがストレスになるかもしれない。
色分け・合わせ目 ◎
成型色による色分けは完璧で、目がシールで再現されている以外、塗装の必要がない。
GNソードVやGNシールドを含め、合わせ目が露出する部分がなく、モナカ構造の場所はモールドで隠されている。
ゲート跡も極力目立たないよう工夫されており、パチ組みするだけでそれなりの完成度になってくれる。
シールは1/144の宿命だが、細かいマーキング系が多いのと、縁取りを描いたシールを貼るのが難しく、これだけでひと仕事になってしまう。部位によってはシールの余白がはみ出してしまうので、きちんとカットしてやる必要がある。
ギミック ◎
GNソードVはソードモード、ライフルモードはもちろん、バスターライフル、バスターソードにすることが可能。
また、各ソードビットには手持ちさせられるようグリップが仕込まれている。
シールドと背面GNドライブの連結も可能になっているので、設定のギミックはクアンタムバーストを除き、ほぼ完全再現していることになる。
また、細かい点だが背面のGNドライブは着脱可能。
武器・付属品 ◎
- 握り手(左右)、可動手(左右)
- GNソードV
- GNソード用スタンド
- GNソード用保持ジョイント
- スタンドジョイントパーツ
- 1/144 刹那
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