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HG 00 ガンダムエクシア

01 GN-001 ガンダムエクシア  2007年10月11日発売 1260円 (本体1200円)

総合◎
シリーズ:1/144 HG 00シリーズ (→ 02 ユニオンフラッグ)

総評

新シリーズの第1弾だけあって高水準の内容。
一見FGと同じCADデータを使っているように見えるが、プロポーションこそ大差ないものの、細部の間の取り方などに違いがあることがわかる。
もちろん仕様の面では本キットのほうが数段上で、設定にある7本の剣「セブンソード」がすべて付属(ただし刀身のあるビームサーベルは一本だけ)。
軟質樹脂やクリアパーツも使用されており、組んだだけでも満足度は高い。
説明書に書かれている武装設定のあまりの無敵っぷりはちょっとした見もの。

プロポーション

設定画より肩アーマーと足がやや大きめにアレンジされており、ある意味従来どおりの「カッコいいガンダム」体形。
丸みを帯びたデザインが特徴の機体だが、キットはガンダムらしい直線的なプロポーションになっている。
安心感があると見るかワンパターンと見るかは人それぞれ?

関節

種HGとは異なり、ポリキャップはPC-123(非プラス)で、MS本体の関節もABSによるものが多くを占めている。具体的には肩関節、腰の回転軸、太ももの付け根と足首のボールジョイント、シールド基部のみがポリ接続である。ヒジ、ヒザは挟み込み式。
可動範囲は広く、FGで可動の妨げとなっていた肩のケーブルはゴム製で支障なし。
手首は引き出し式ボールジョイントで、動かしにくいデザインとの折り合いをうまくつけている。
股関節は太ももとの接続部だけでなく腰ブロック中央もボールジョイントになっており、「休め」の姿勢のような微妙なポーズもつけられる。ヒザも変則的な二重関節で正座に近いところまで可動し、フロントスカートの干渉を逃がせば立てヒザも可能。足首は多重関節で接地も問題なし。
主武装のGNソードは差し替えなしでライフルモードに変形できる。腰のサーベル基部やエリのクラビカルアンテナも可動する。

難点はGNブレイド装備時の腰周辺の干渉。
GNブレイドは腰ブロックではなく太もも上部にマウントするデザインのため、下半身のポーズづけをしているとソード、シールド、サーベル類と腰周辺で盛大に干渉して動かせなくなる。その際GNブレイドがラッチからはずれたり、サーベルのグリップが破損する危険性も。
その他に股関節の可動範囲がいくぶん狭い点(立たせる分には問題ない)、股関節基部や胸パーツ基部までもがボールジョイントのためグネグネ動きすぎてしまいポーズづけしにくい点が気になる。
また、首のダブルボールジョイントが緩めなので補強したほうがよい。

色分け

かなりの部分が色分けされているが、胴体横や前腕に露出している動力ケーブルの紫や各部のグレーなど、元デザイン上細部はシールや塗装に頼ることになる。
豪華な感じの本体と比べて、真っ青なシールド表面や真っ白なビームサーベルが残念に見えてしまうのは贅沢な悩みか。
体のあちこちにあるレンズはクリア成型で実感たっぷりだが、ゲート跡をしっかり処理しないとはまらない。無色透明でサイズが小さく、紛失すると見つけるのに苦労する。

武器・付属品

  • GNソード
    ライフルモードに可変、右腕のラッチにマウント可。
  • GNロングブレイド、GNショートブレイド+マウント用パーツ
    マウント時には太もも付け根の丸いパーツをいったん取りはずす。
  • GNビームサーベル
    刀身は白色の一体成形。
  • GNビームサーベル(グリップ)×2
    肩にマウント可、ヴァーチェなどのビーム刃を流用できる。
  • GNビームダガー(グリップ)×2
    臀部にマウント可、サーベルのグリップと同じパーツ。使用状態を再現するためにはガンダムAGE-1 ノーマルに付属の短いビーム刃が必要になる。
  • GNシールド
    腕部ラッチにマウント可。
  • 左平手
  • 握り手(左右)

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