Top/MG ガンダムMk-II Ver.2.0

MG ガンダムMk-II Ver.2.0

082 RX-178 ガンダムMk-II Ver.2.0  2005年10月21発売 4200円 (本体4000円)

総合○ 関節〇 ギミック◎ 武器◎

総評

完全新規設計のガンダムMk-IIバージョンアップキット。
PG版Mk-II(→エゥーゴ、→ティターンズ?)で培われた技術をフィードバックしており、可動範囲も非常に広い。
また、脚部シリンダーに採用されたメッキパーツや、装甲連動型可動アクションなど、細部ディテールにもこだわりを見せる良キット。
ただ付属品の展示用ディスプレイベースは使い道が狭くて不用感がある。

ティターンズ仕様発売以降、腰関節のパーツがティターンズ仕様と同様のものに仕様変更されたようで(F24、F25が形状変更、F27、F28が追加)、可動範囲が改善されている。
未改修の初期生産分が店頭在庫に残っている場合があるので購入時には注意。
改修版は部品注文カードに「★」マークが入っており識別できるらしい。
確認の際は店員に一声かけてから。

2008年11月27日にはカラーバリエーションとしてガンダムMk-II Ver.2.0 (エゥーゴ)HDカラー?(4200円税込)という商品も発売された。成形色がグロス処理となっており、マーキング用水転写式デカールが追加されている。

プロポーション

全体のバランスは非常に良好。
顔が悪役顔(?)になり、Ver.1.0に比べ気持ち胴が延びたが、Ver.1.0の欠点であった足首のシリンダーギミックとそれによる甲高も解消されている。
足裏は、メカ色のフレームパーツと足底のパーツを組み合わせることにより色分けを再現。
シールドのマウントラッチ部分は妙に高さがあり、シールドが腕から離れすぎていて違和感が強い。

関節

PG並の広い可動範囲を持ち、多彩なポーズ付けが可能。映画で見せた回し蹴りも再現できる。
それだけに、腰が全くと言っていいほど動かないのは残念。これは腰部分が下半身と繋がっているためで、やたらカッコイイ箱絵のように腰を捻りたい場合には改造が必要。全体的には非常によく動くのだがこの点で減点となった。
また、よく動く脚部の重さのせいもあるのか、股関節の緩さも気になるところ。
手首はMG ガンダム Ver. ONE YEAR WAR 0079と同様、指を切り離すことにより5指可動にすることが可能。掌に武器を保持するピンがあるとはいえ保持力は大幅に低下するので要注意。

ギミック

前後スイングする股関節、上下スイングする肩関節などにより、ライフル両手持ちや片ヒザ立ちなどの多彩なアクションポーズを取る事が可能。
脚部に採用された装甲連動型可動アクションはPGを超えるギミック。
片手逆立ちもできるほどの安定したバランスを持つ。
バックパックにはGディフェンサーとの接続部がある。

武器・付属品

  • ビームライフル+マガジン×3
  • ハイパーバズーカ(腰のラッチにマウント可、砲身はスライド成型)+マガジン×2
  • 頭部バルカンポッド
  • ビームサーベル×2
  • シールド(スライド伸縮可、裏面にビームライフルのマガジン×2をマウント可)
  • 展示用ディスプレイベース(クレーン等が可動、アーガマのカタパルトをイメージ)
  • 1/100パイロットフィギュア(座/立)
  • 1/100整備兵フィギュア×2(リード線により無重力空間を再現)
  • ガンダムデカール、マーキングシール

バズーカのマガジンとライフルはそれぞれサイドスカートにマウント可。
付属するディスプレイベースはストライク(カタパルトを模したスタンドに飛行ポーズで展示可)やPG GP01?(整備用ハンガーを模したディスプレイベースに豊富な付属品を展示可)等と比べると今一つプレイバリューに欠け、若干割高感がある。




コメント

お名前:

コメントはありません。 Comments/MG ガンダムMk-II Ver.2.0?

ページ新規作成

新しいページはこちらから投稿できます。

TOP