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HG SEED カラミティガンダム

09 GAT-X131 カラミティガンダム  2003年8月発売 本体価格1200円
R08 GAT-X131 カラミティガンダム  2012年1月21日発売 本体価格1200円

総合◎

シリーズ:1/144 HG SEEDシリーズ (08 ジャスティスガンダム ← → 10 フォビドゥンガンダム)

総評

劇中後半に登場した新型GAT-Xシリーズ3機のリーダー格。
多少気になるところもあるものの、他の2機に比べて出来はよく価格も安い。買って損なし。
ギミックの少なさゆえか、ABSパーツは使われていない。

プロポーション

巨大なシュラークが上半身に乗っかっていることもあり、他のガンダムと比べてやや脚部が短めに感じられる。とはいえ下半身が貧弱な設定画よりはアニメの作画に近く、どっしりとした印象。
コレクションシリーズより武器やシールドがひとまわり大きくなっており、重厚な雰囲気がよく出ている。
ただ、リアスカートのスラスターが成型方向のせいでつぶれ気味なのと、バックパックがモナカ割りであること、シールドの分厚くなっている部分の裏に派手な肉抜きがある点はマイナス。
このあたりはコレクションキットとほとんど変わらない。

関節

足首が二重関節となっていて保持力も良好。それ以外は当時の平均的な可動である。立ちヒザはさすがにできないものの、右ヒザを立て、反対側をシールドで支えればそれっぽい姿勢にはなる。
シールドの衝角砲・ケーファーツヴァイは左右一体だが、フロントアーマー同様、切り離せば独立可動にできる構造。
シュラークはボールジョイント可動などでハの字にできればなおよかったが、それは贅沢というものか。
また、肩アーマー下のスラスターも若干ながら動かせる。

色分け

細かく色分けされているが、色が散ったデザインのため不十分なところも多い。
カメラアイ、スキュラ、トーデスブロックのスコープはシールでフォローされており、あとはシュラーク砲口のあずき色や胸ダクト内部の黒だけでも塗装してやると雰囲気がよくなる。
その他、トーデスブロック先端や土踏まず(塗装見本では塗装されていない)の白、スネ裏・リアアーマー・肩・背中のスラスター、腹部上半分のブルーグリーン、ふくらはぎのヒザ関節周辺の青(塗装見本では塗装されていない)、シールド先端の黄色を部分塗装する必要あり。

武器・付属品

  • 337ミリプラズマサボットバズーカ砲 トーデスブロック
  • シールド
    設定にないアタッチメントパーツを介して前腕に装備する。
    グリップのディテールはあるが手に持たせることはできない。

その他

SEED MSVやアストレイに登場するソードカラミティガンダムを再現する為の改造キットが、ホビージャパン2004年10月号の付録としてキット化されている。
この改造キットについては、カラミティガンダム レッドバージョン(キャラホビ2004での限定販売商品)のページでレビューしているので、そちらを参照のこと。




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