HGBC GPベース
000 GPベース 2013年11月9日発売 本体価格600円
シリーズ:1/144 HG BCシリーズ
(002 アメイジングブースター ←? → 003 ビルドブースターMk-?)
総合○ 関節△ 色分け◎ 付属品△
総合
ビルドファイターズシリーズのなりきりアイテム兼台座。
実物のなりきりアイテムがガンプラの枠で出るのはこれが唯一かもしれない。
後述するように雑誌付録と同レベルか劣る程度のアームなど、台座としての機能はオマケと割り切った方が賢明か。
ディスプレイアームの先端、ガンプラを挿す部分は3mm軸のものしかないため、対応していないキットを飾るには工夫が必要。
また台座の面積が小さくアームの根本部分も重心の位置から離れているので、重いガンプラを飾ったりアームを外側に伸ばすと台座ごと倒れやすい。
事実上1/144スケールのキット専用であり、HGUC クシャトリヤなど大きなガンプラを飾ることもほぼ無理である(そもそもクシャトリヤは3mm軸に対応していないが)。
ファンアイテムとして、また「アクションベース」ではなく「原作の雰囲気を再現するディスプレイベース」として考え○評価とした。
プロポーション
劇中のデザインをうまく立体化している。
とは言え本体はただの台座状で可動部もほぼないため、当たり前ではあろうが。
裏側に畳まれたアームを展開することでディスプレイベースとして使用でき、劇中の出撃前シーンに近いイメージでディスプレイが可能。
アームの根本部分にはスナップでロックされる爪があり、ある程度の重さが加わっても折れて倒れたりしないようになっている。
関節
支柱アーム部は2箇所可動。
根本部は5段階、先端部は7段階で角度を調整できる。
別売りのディスプレイベースのようにビス止めでないため、アームパーツを真横に一旦抜いて挿し直す方式。
雑誌付録のユニコーンやZのヘッドディスプレイベースの支柱とほぼ同じ構造。
GPベースのアームの根本は回転軸がないのが違いか(つまり左右どちらかに偏らせて飾るのは不可能)。
その他ディスプレイカバーが開き、後述する用紙やカードを挟むことができる。
色分け
元々がほぼ白一色のデザインであるため、色分けは完璧と言っていい。
本編でセイが宝玉を入れた部分はスモーククリアで成型され、別売りのLEDユニットを裏から付ける事で劇中のように発光させることが可能。
他、ディスプレイカバーもスモーククリア成型。
付属品
- 画面部に入れるディスプレイ再現用紙
説明書の一部に印刷されており、切り取って使う。
ビルダーやファイター、スケールやガンプラ名は空欄となっており、自分で好きなものを書くことができる。
劇中再現だけでなく自分がもし劇中に登場するビルダーだったら、などの遊びも可能。
しかし、劇中では黒地に白文字で表示されているはずが、白地に書き込むようになっているので異なってしまっている。
劇中独特のフォント文字を再現することが難しいので、作品公式サイトで劇中デザインのディスプレイデータの配布をするか、BFキットにこの台座用のカードが付いていたら…というのはワガママか。
なお、画面部にはトライエイジなどのカードを入れることもできる。
同じポーズをとらせたガンプラを飾ると、そのまま立体化されたようでなかなかカッコイイかもしれない。
画面部に何も入れないと肉抜きだらけの裏側が見えてあまりにも味気ないのはマイナスポイントか。
何も表示したくない場合やGPベースの電源OFF状態を再現する場合には、黒く塗ったプラ板や紙等を挟むと良いだろう。
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