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HG SEED ケルベロスバクゥハウンド

46 TMF/A-802W2 ケルベロスバクゥハウンド  2006年11月24日発売 本体価格1500円

シリーズ:1/144 HG SEEDシリーズ
 (45 ジン タイプ インサージェント ← → 47 スターゲイザーガンダム)

総合○

総評

SEEDプラモデルとしては2004年5月に発売したミーティア以来の非人型機のキット化。
通常形態から走行形態への変形は、脚部キャタピラの可動により完全変形を可能としている。
かなりの意欲作で、MGガンダムF91クロスボーンガンダムポリキャップレス構造が、設定上さらに小さい機体の1/144スケールキットにフィードバックされており、ポリキャップ使用による関節パーツのサイズ制約の問題を解消している。ただし脚部の関節はつま先接続部も含め挟み込み関節のため、塗装派泣かせのキットとなっている。
その名のとおり本体・ウィザード合わせて3つある首のパイプと、四肢のキャタピラは軟質素材を使用。現在のところは劣化の報告はない。
スタンドは付属しないものの、腹部のカバーをはずせばSEED系共通スタンドの取りつけ穴があり、飛びかかるイメージで飾ることが可能。
バクゥの強化改修機という設定だが、プラモではこちらが先にキット化され、そのバリエーションとして(コレクションキットしか出ていなかった)バクゥがHG化されている。

キットには関係ないが、説明書の劇中再現の特撮写真ではケルベロスバクゥに襲われているMSがブルデュエルではなく、スローターダガーとなっている。

プロポーション

本体・ウィザードともに劇中のイメージをつかんだ良好なプロポーション。
ウィザードの取りつけ位置がキットでは若干前にあると一部で聞くが、神経質になるほどではない。

関節

ほとんどの可動部がABSによるポリキャップレス構造。
本体・ウィザードともに首関節はABSパーツにリード線を通したもので構成され、グリグリ動く。
ウイングは基部が上下に可動。胴体は前後でボールジョイント接続されており、上下左右に少し可動する。
首関節の頭部・胴体接続部、脚部の胴体・つま先接続部にはABS製のボールジョイントを使用し、ポーズづけの幅が非常に広くなっている。
なおABSパーツの受け側はすべてプラ製なので、磨耗による緩みに注意したい。
頭部はハッチと口が開閉可能、ここはプラ同士の勘合。

色分け

ウイングの赤、本体&ウィザード各頭部のセンサー、ケルベロスウィザード本体のグレーはシールで再現されている。
両前足ブロック部グレー、バクゥハウンド頭部のサーベル発生基部とケルベロスウィザード両頭部のパープルは要塗装。
なおボディ塗装後に脚部をグリグリ動かす場合、ボディと脚部が干渉して塗装がはげる可能性があり、これといった対策もないため注意。

武器・付属品

  • ビーム・ファング×9(本体頭部用×5 ウィザード用×4)
  • ビーム・ジャベリン(分離状態)×2+(連結状態)×1
    ウィザード用のビーム・ファングを装着可能。
  • ケルベロスウィザード
    ザクウォーリア系に接続可(ドムトルーパーは不明。
  • ウィザード接続用パーツ
    バクゥにも取付可。

腹部のカバーを外せばSEEDシリーズ共通のスタンドに取り付けられるが、スタンド本体は本キットに付属せず。腹部の取り付け穴はプラ製なので、ここも磨耗による緩みに注意したい。
アタッチメントへのウィザード接続は、ピンの径がウィザードと同じサイズのバックパックならば難なく取り付け可能。

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