HGUC クシャトリヤ
99 NZ-666 クシャトリヤ 2009年10月15日発売 4725円 (本体4500円)
総合○
シリーズ:1/144 HGUCシリーズ (98 フルアーマーガンダム7号機 ← → 100 ユニコーンガンダム (デストロイモード))
総評
「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」のHGキット化第一弾。OVAや主役機ユニコーンに先駆けての発売となり、このキットから箱の上面および側面に登場作品のロゴが表示されるようになった。
デンドロビウム、サイコガンダムに続く大型機体枠で、本体はサザビーより一回り小さい程度だが、並のMSサイズのバインダーを4つも装備するのでボリューム満点。
パーツ数もディテールも多い本体部分は、大型機体だが間延びした印象はなく、逆に大きな曲面主体のバインダーは外装が1パーツ構成。
手持ち武装はビームサーベルのみ。拳もそれを保持するための穴の開いた握り手のみで少し物足りないか。
アクションベースとの接続部の穴を隠すカバーパーツが付属。
プロポーション
重MSとしてのボリューム感が十二分にあり、全体の印象はいい。
ただし設定画と比べた場合MS本体(特に腕やスネ)はいくぶん細身になっている。
関節
大型の機体につき、1/100用のポリキャップであるPC-116やABSパーツを駆使して保持力を確保している。
モノアイはアゴの下にあるツマミを動かすことで可動。首は本体に埋まったデザインなのであまり動かない。
ヒジ、ヒザは90度を少し超える程度。足首は太めの機体としては普通、ヒザはポリキャップの二重関節で少し弱いが、立てるかどうかはほぼバインダーの姿勢による。
バインダーの保持アームはさまざまな角度に動かせる。途中で1ヶ所、末端で4ヶ所のロック機構あり。隠し腕は横スイングなし。
設定画と肩部分の構成が異なり、バインダーの支持部分とは別に腕を横に上げられるように。大きく上げるとワキの下がスカスカで不自然だが仕方ないところ。
色分け
モノアイ、胸と袖のエングレービング、脚のワンポイントがシールで、色分けはほぼ再現。
”袖付き”に属するMSのほぼ共通の事項として、エングレービングに貼るシールは黒い部分と一体になっており、曲面と細かい凹凸のせいできれいに貼るのが難しい。
模様の白の部分のみ切り出すか、塗装で仕上げたほうがいいだろう。
武器・付属品
- ファンネル×24
接続用の大きな切り欠きあり。 - ビームサーベル×2
ビーム刃はクリアグリーン成型。 - 握り手(左右)
サーベルを握ることに特化された設計で、内側にガタつき防止用の余肉がつけてある。 - アクションベース対応パーツ
HGとはいえ大きく重いキットのため、対応するアクションベースは1のみなので注意。
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