HGUC ユニコーンガンダム (デストロイモード)
100 RX-0 ユニコーンガンダム (デストロイモード) 2009年11月19日発売 1890円 (本体1800円) †
総合○
シリーズ:1/144 HGUCシリーズ (99 クシャトリヤ ← → 101 ユニコーンガンダム (ユニコーンモード))
総評 †
記念すべきHGUCの第100弾。
キットはスケールの都合で変身ギミックを廃したデストロイモード固定モデルだが、キット全身の装甲が割れてスライドした状態のため、パーツ数がやや多い。
複雑な分割をほぼ完全に再現しつつ、合わせ目がほとんど出ないパーツ構成は見どころ。
ただ、ビームサーベルのビーム刃やバズーカなどの基本武装が、同時発売のユニコーンモードにしか付属しない。
本体だけならほぼ◎といってよい出来だが、付属武器の面で評価を落としている印象。
プロポーション †
1/144サイズでフレーム+外装を表現するため前腕などが設定より太めにアレンジされているものの、デストロイモード単体で見たときのバランスは、まさにMGからのリファインといった様相で申し分ない。
関節やバックパックの外装など一部のパーツはユニコーンモードと同じものが使われており、変身に対する説得力をもたせている。ただし両モデルそれぞれで理想的なプロポーションを追求してもいるため、比べてみると部位によってはサイズが異なる。
関節 †
基本構成、可動範囲ともにCCAシリーズに準ずるものの、デザインを重視したためか、ヒジ・ヒザの可動範囲は狭め。
ヒジはHG 00シリーズ二期のキットと同じ接続方法だが、上腕パーツによる挟み込みが浅く、何も考えずに動かしているとはずれやすいので注意。
肩先やリアスカートのカバーも接続が不安定ではずれやすい。可動に影響はないので頻繁に動かす人は接着してしまったほうがいい。
ABSは不使用。首のボールジョイントはオス、メスともにプラ製で非常にゆるい。要調整。
ビームトンファーは基部を展開した状態に差し替えることができるので、ビーム刃を他のキットから流用すれば再現可能。
色分け †
ポリキャップは赤、サイコフレーム部はクリアピンクで成型。
脚部やリアスカートのスラスターなど、細かいパーツまで色分けされているので、
全く塗装しなくても、かなりイメージに近い仕上がりが得られる。
完成見本どおりに仕上げるならシールド裏のグレー、アンテナ裏の白、ビームマグナムのEパックは要塗装。バックパックで隠れるが背中のサイコフレーム露出部は背面外装と一体成型なので、ここも塗装が必要。
グレー成型のパーツは本来暗めのグレーと明るめのブルーグレー2色だが、中間のやや明るいグレー1色で成型されているため、厳密にはグレー部分も要塗り分け。
カメラアイ、メインカメラ、ビームマグナムのセンサー、肩口パーツの色分けがシールによるフォローとなっている。
武器・付属品 †
- ビームマグナム+銃持ち手(右)
前腕、バックパックにマウント可能。 - ビームマグナム用Eパック
腰部リアアーマーにマウント可能。 - ビームサーベル×4
ビーム刃は付属しないので、使用状態を再現するにはユニコーンモードなど他キットから流用しなければならない。 - シールド
本体と同じく展開状態で固定式。前腕およびバックパックにマウント可能。 - 握り手(左右)
武器持ち手を兼ねているがサーベルの保持に難あり。拳の中でグリップを45度回転させれば一応保持はできる。
コメント †
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