Top/HG SEED ドレッドノートガンダム

HG SEED ドレッドノートガンダム

MSV 07 YMF-X000A ドレッドノートガンダム  2004年10月発売 本体価格1500円

シリーズ:1/144 HG SEEDシリーズ
 (MSV 06 105ダガー+ガンバレル ← )

総合○

総評

漫画「ガンダムSEED X ASTRAY」に登場する機体。なおドラグーンシステムを装備した姿がXアストレイ、元の機体がドレッドノートである。本キットはどちらにも組むことが可能。

HG-SEED MSVのトリを飾る機体の割には、今までの同シリーズやHGUCの技術が培われていないような印象。
実際、値段や箱の大きさから見ても、中身のボリュームやパーツ数の「これだけ?」感は否めない。細かい点での不満が積み重なる。
新作へシフトする事もあるせいかバンダイの熱意のなさがうかがえる。

プロポーション

設定画に比べてやや足が太めの印象を受けるが、全体的にはがっしりしたヒーロー体系でバランスはよい。
だが頭部が大きく見え、フェイスとヘルメット前面が同パーツである事もあるせいか、ディテールもややもっさりとしている。原画に近い印象とでも言うのだろうか。
同シリーズのフリーダムとハイペリオンの頭部が混ざったような感じ。少なくとも、今風のシャープな顔ではない。

関節

HGとしては標準的な可動範囲で、ポーズは十分つけられる。背中のドラグーンシステムを支えるだけの強度も十分。
脚は、ヒザ関節に対し左右から挟み込む方式。モモからアンクルカバーまで、どれも真っ二つ。もうちょっとどうにかならなかったものか。
腰部ビーム砲(ビームリーマー)のケーブルが背中とサイドアーマーに固定する方式なので、腰のスイングに難あり。

色分け

胸部と肩の白い部分がシールなのは気になるところだが、それ以外はHGレベルとしては十分に色分けされている。
だが肩アーマーがモナカ割り、白がまるごとホイルシールというのは1990年代のキットと変わらず納得しかねる。ここも、ランナーの配置、パーツ数から見ても別パーツ化できたはずであろう。

武器・付属品

  • ドラグーンシステム
    4基すべて着脱可能。
  • ビームライフル
    グリップが可動。
  • 複合兵装防盾システム
    プロヴィデンスのビーム刃を装着可能(説明書にも記載)。
    しかし、1パーツくらいは多色成型ランナーに配置するべきではなかったか。
  • ビームリーマー×2
    差し替えで伸縮を再現。
  • マーキングシール

ドラグーンシステムは、ボリューム感が損なわれることなく再現されており評価できる。

コメント

お名前:

コメントはありません。 Comments/HG SEED ドレッドノートガンダム?

ページ新規作成

新しいページはこちらから投稿できます。

TOP