HGBC メテオホッパー
004 メテオホッパー 2013年12月7日発売 本体価格800円
シリーズ:1/144 HG BCシリーズ
(003 ビルドブースターMk- ←? → 005 祭ウェポン?)
総合 | プロポーション | 関節・可動 | 色分け・合わせ目 | ギミック | 武器・付属品 |
◎ | − | − | − | − | − |
(レビュー投稿日:2016/12/12)
総合 ◎
イタリア代表のビルドファイター、リカルド・フェリーニの駆るウィングガンダムフェニーチェ用支援メカのキット化。ビルドファイターズ第11話「ロワイヤル」他で登場。
HGビルドカスタムシリーズでは初の、「HGBFキット同梱物のバラ売り」ではない商品となる(GPベースを除く)。
ビルドカスタムでは一番高い価格帯なので、大きさがあって単体でも見栄えは十分。
更に(一見そうは見えないが)非常に高いプレイバリューと、クセがなく汎用性の高い(=ミキシングに使いやすい)デザイン&パーツ構成で、これぞHGビルドカスタムといった感のある良キット。
プロポーション −
特に問題無し。設定画にも忠実な印象。
サイドアーマー裏側、アーム裏側に肉抜きアリ。
関節・可動 −
スタンド・グリップが基部で前後可動。
ジョイント部(MSキット股間のスタンド穴に挿す部分)の基部が上下可動、スライドで伸縮。
サイドアーマーを接続するアーム部が本体側基部で回転・前後可動、途中一カ所の関節を挟んでサイドアーマー側はボールジョイント可動。
すべてKPS(軟質PS素材)同士の接続となる。
サイドアーマーのウィングは40度ほど展開可能。ここは通常プラなのでヘタりに注意。
なお、タイヤは回転しない。
色分け・合わせ目 −
サイドアーマーのこまかい緑と機首部側面の白が足りない。
シールは付属していないので、こだわる方は要塗装となる。
ギミック −
HGBF ウイングガンダムフェニーチェほか、HGサイズ(1/144)のMSキットを搭乗させる事が可能。
搭乗といっても跨るような形ではなく、
- 股間のスタンド穴にジョイントを接続する
(このジョイントは外せるのでスタンド穴が無いキットも対応) - 脚部を後方に投げ出すように乗せる
- グリップを握らせる
という形となる。前述のとおりグリップやジョイント部が可動するので、MSキットの大きさや可動範囲、スタンド穴の有無などに柔軟に対応する。
ちなみに説明書での推奨キットは- 股間スタンド穴あり
- HG SEED ガンダムアストレイ ブルーフレーム セカンドL
- HGUC ジェスタ
- HGUC ハンブラビ?
- 股間スタンド穴無し
- HG SEED バスターガンダム
- HGUC ハイザック
となっている。
- 股間スタンド穴あり
接続用パーツを使用して、機首下部にHGBF ウイングガンダムフェニーチェのバスターライフルカスタムを取り付ける事が可能。
未検証だが、基本部分は一緒なのでHGAC ウイングガンダムのバスターライフルも可能と思われる。
機首部分を外して、HGBF ウイングガンダムフェニーチェの余剰部品(E-13)のシールドグリップを取り付けるとシールドとしてMSに持たせる事が可能。このシールドグリップはフェニーチェのバリエ元であるHGAC ウイングガンダムにも付属している。
タイヤ部分に接続するスタンドパーツに3mmダボが付いており、AGP(オールガンダムプロジェクト)規格の二つ穴バックパックを外して、このスタンドパーツを取り付ける事が出来る。
このスタンドパーツには他にも3mm穴やボールジョイント軸が付いているので、サイドアーマー部をBJ軸に取り付けたり、3mm穴にサブアームを取り付けたり出来る。
お手軽ミキシングをしても良し、これを骨組みにして本格的なオリジナルデザインのバックパックを作るも良しのナイスアイディアなパーツ。
個人的には、組立説明書にこれらの記述が一切ないというのも、子供達の創造力を刺激する為の配慮と思えて好印象だった(単に記載スペースの都合だとは思うが)。
また、キットのギミックというわけでは無いのだが、小改造でこのキットをニコイチして2輪メカを作る方法が各所で公開されているので、興味のある方はネット上を探してみると良いだろう。
武器・付属品 −
- スタンドパーツ
- バスターライフルカスタム接続用パーツ
双方とも詳細はギミックの項を参照。
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