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HG SEED ガンダムアストレイ ブルーフレーム セカンドL

057 MBF-P03secondL ガンダムアストレイ ブルーフレーム セカンドL  2013年5月25日発売 本体価格1700円

シリーズ:1/144 HG SEEDシリーズ
(56 アームズアストレイ PMCカスタム (レオンズ・グレイブス専用機) ←? → 58 ガンダムアストレイ レッドフレーム(フライトユニット装備))

総合○ 関節○ 色分け○ 武器○

総評 ○

ガンダムアストレイ ブルーフレームの改修型機体が、完全新規金型でのキット化。
バリエーションキットとしてレッドフレーム(フライトユニット装備)ゴールドフレーム天(アマツ)ミナ?も発売された。
当初からゴールドフレーム天ミナ?のバリエーション化が想定されていた為か、青部分のランナーがアンダーゲート方式で成型されている。

HG版アストレイの発売から10年弱を経てのキット化となり、その間の技術的な進化は目を瞠るものがあるが、このセカンドLに関してはそもそもの機体デザインの関係で細かい不満が散見される印象。

なお余談だが、2009年にMGで発売されたブルーフレーム セカンドリバイとこのセカンドLは別バージョンの機体である。
(ざっくり言うとセカンドG→セカンドL→セカンドリバイの順に発展型機体となる)

更に余談ではあるが、当キットからセカンドGを改造製作したい場合、HGBF 戦国アストレイ頑駄無の余剰パーツが一部の補完に使えるという情報がある。
詳細はHGBF 戦国アストレイ頑駄無を参照されたし。

プロポーション ○

小顔で四肢がスラリと長い現代的なプロポーション。
単体で見れば問題無く整った格好良さだが、設定画の割とがっしりした体型とは別物。
設定画の忠実な再現という意味では初代アストレイの方が上と感じる。
そういった意味で評価が別れると考え○評価としたが、写真などで素直に格好良いと思えたなら◎評価で良い。

関節 ○

アストレイ本体に関してはかなりの可動を誇る。
肘・膝は二重関節で160度以上曲がり、開脚もなかなかのもの。足首も引き出しの二重ボールジョイントでかなりの接地性を保ち、太腿ロールや肩基部の前後・上下スイングもあり。
ただ、セカンドL独自の肩パーツや両腿のアーマシュナイダー、背中のタクティカルアームズ接続基部などが干渉する為、色々ポージングさせようとすると上手くいかず細かくストレスが溜まる。

色分け ○

HGキットとしては及第点程度の色分けか。
目立つ部分では頭頂部カメラのグリーン、両頬のオレンジ、両腕上腕の白、タクティカルアームズのオレンジと同スラスター部の白、肩前部の青と胸上部の小さい青などがシールでの再現。
指の白やリア下方ウィングの黒などはシールでも再現無し。

ギミック ○

巨大なタクティカルアームズが、背中の基部に接続するフライトフォーム、巨大剣のソードフォーム、剣先をバイポッドにしたガトリングフォームの3形態に変形。
変形はどれも安定しており、特にソードフォーム時の2枚のウィングが両側からかっちりとハマる感じは秀逸。
ハッタリも効いていて非常に格好良いのだが、重いうえに付属スタンドがイマイチ使えない為、ディスプレイやポージングの大きな足かせになっている。
フライトフォームでは背中側が重くなり過ぎてアクションベース等の別売スタンド無しでは自立が難しく、ソードフォームも肩に担ぐ以外は別売スタンド無しではポージングが厳しく、両手持ちも思いの外ギリギリで苦しい。
意外にも別売スタンド無しならガトリングフォームが一番安定するが、このフォームではポーズがかなり限定されてしまう。

なお前述のように、MGで発売されたブルーフレーム セカンドリバイとは別バージョンの機体なので、ソードアームには変形出来ない。

武器・付属品 ○

  • タクティカルアームズ
    詳細はギミックの項を参照。
  • アーマーシュナイダー
    両腰×2、両爪先×2。
    腰のアーマーシュナイダーは抜刀可能、爪先のものは取付け位置の変更で出し入れを再現。
  • 平手(左右)
  • タクティカルアームズ用スタンド
  • ホイルシール
  • マーキングシール




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