HGBF 戦国アストレイ頑駄無
007 侍ノ弐 戦国アストレイ頑駄無 2013年12月14日発売 本体価格1800円
シリーズ:1/144 HG BFシリーズ
(006 ウイングガンダムフェニーチェ ← → 008 ケンプファーアメイジング?)
総合△ 関節△ 色分け○ 武器○
総評
SEED HGのガンダムアストレイレッドフレームに、ビルドファイターズの新規パーツを追加。
元キットのアストレイは、2013年に発売された最新型のHG SEED ガンダムアストレイ レッドフレーム(フライトユニット装備)。
新規造型部分とのパーツのすり合わせ、作中イメージの再現にかなり苦心したようでかなり強引な部分もあり、長所と短所、清濁併せ呑みが必要かも。
アンダーゲートを多用し外面にゲート痕が出ないのでパチ組み…と行きたいが、膝からスネ、肩装甲が豪快なモナカ割なので、中央に合わせ目が出て、無塗装ではこれが目立つ。
また、手の甲のパーツの凸ダボが根元からもげやすく、そのまま拳に差し込むと外す時に十中八九もげるので、短く切るか他キットから流用するなどの工夫が必要。
別売の祭ウェポン?と合わせると非常にプレイバリューが高い割に、上記の理由で持ち替え等に冷たいので辛口評価とした
その辺が気にならないor自力で改修出来るなら○以上か。
関節
腕の可動は、肩関節が巨大な肩アーマーに殺され、水平に腕を上げるどころかポリキャップが抜けてしまい45度も難しい(サブアーム非展開時。展開時は肩アーマーの干渉はなくなる)。
反面、サブアームはシンプルな関節ながらよく動くので作中の腕組みポーズも可能。
下半身の可動は良好で接地性も良く神棚に祀られていたポーズも取れるが、上半身がボリュームのあるトップヘビーで不安定になりがち。
HGBC 祭ウェポン?付属のミズグモをはかせると、安定感は多少上がる。
色分け
概ね良好。
センサー部のグリーン、顔面の面頬、サムライソードの刀身・柄・石突はシールでカバー。
サムライソードの鍔、鬼面楯の目玉部分は金色で要塗装。
サムライソードはシールで簡単に光沢表現が出来るが、峰の部分がシールでフォローされていないので、気になる方はホイルシールの余白を切って貼ってやると良い。
ギミック
両肩のサブアームにサムライソードやHGBC 祭ウェポン?の武器類を持たせることが出来る。
ただし一度アームの握り部分を分解する必要がある。
背中の鬼面楯はグリップを取り付けて手持ちが可能。
別売のHGBC 祭ウェポン?に対応しており、手持ち武器類が握り手・サブアームに取り付け可能。
(ただし火縄銃だけは銃専用の持ち手が無い&サブアーム取付け不可)
またギミックというわけではないが、ガンダムアストレイ レッドフレームよりランナーを流用している関係上、レッドフレーム用のパーツが余剰となる。
例えばD2 37(ビームサーベルの柄)×2 など。
刃部分を他キットより流用すれば戦国アストレイにも持たせられる。
更に余談ではあるが、SEED HGのガンダムアストレイ ブルーフレーム セカンドLをセカンドGに改造する場合、この商品で余剰となるパーツである程度賄うことができる。
具体的には頭部、バックパック、靴部(無論足りないパーツすべてはないので、流用もしくは自作や注文は必須だが) 。
武器・付属品
- サムライソード
菊一文字、虎徹の二振り付属、MG版?のように区別はされていない。
刀身、柄、石突は全てシールで、鍔は要塗装。
軟質プラなので、多少ひん曲げたくらいでは折れないのも好印象。
ややこしい形の石突シールは難しそうに見えるが、結構簡単に貼れる。 - 鬼面楯
- 握り手4種
胴体側に曲げた状態の手首とまっすぐの手首が左右2種類。
手甲パーツは2個のみ。 - 平手
元キットのガンダムアストレイの手首。
手甲パーツは戦国付属の物と互換性がない。 - ビームサーベル
不要部品扱い。グリップ部のみでビーム刃は付属せず。 - ホイルシール
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