MG ガンダム試作1号機
010 RX-78GP01 ガンダム試作1号機 1997年7月発売 2625円 (本体2500円) †
総合○ 関節○ ギミック◎ 武器○
総評 †
機動戦士ガンダム0083の前半主役機であるGP01ゼフィランサスのMG。
「GP01(を製品化したもの)にはずれなし」の端緒となるキット。企画当初からバリエーション機(フルバーニアン)への展開を前提として開発が進められたMGシリーズ最初のキットでもある。
バリエ機への展開、徹底したアレンジ、良好なプロポーション、細部まで凝ったパーツ構成と丁寧なディテール、充実したギミックなど、MGのシリーズとしての完成度を底上げした感がある。シリーズ初期の中では最高傑作と評する声も多い。
プロポーション †
アニメ設定の全身パース画や作画用設定・劇中の印象とは異なり、細部稿に見られるようなカトキテイストが強く出たシャープなアレンジで立体化されている。
キットは全体として均整の取れた良好なプロポーション。だが脚部(特にスネパーツ)や腕部を中心に各部のラインの流れにメリハリが足らず、デザインアレンジとも相まって、直線的、細身で機械人形的な印象も感じさせる独特なバランスとなっている。
(後発のステイメンやHGUCのGP01と比較してみるとよい)
関節 †
全体的に可動範囲は広く片ヒザ立ちもできるが、上腕部のみ問題あり(デザイン上ロール可動し辛い)。関節の保持力は良好。
ギミック †
コアファイターの変形収納ギミックは機構的にもしっかりしていて凝った内容。コアファイター自身の出来も素晴らしい。
武器・付属品 †
ビームライフル(フォアグリップ可動)+Eパック×1
ビームサーベル×2
シールド(伸縮可)+ビームライフルのEパック×2(シールド裏にマウント)
1/100パイロットフィギュア(コアファイターのコクピットと一体のものと、立ちの2種)
ディテールアップ用パーツ
コアファイターの代わりとなるダミーコクピットが付属しないので、コアファイターと本体を同時に飾ることができない。
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