HG SEED ザクウォーリア
18 ZGMF-1000 ザクウォーリア 2004年11月発売 1050円 (本体1000円)
総合◎
シリーズ:1/144 HG SEEDシリーズ (17 フォースインパルスガンダム ← → 19 カオスガンダム)
総評
SEED DESTINYにおける記念すべきモノアイ機第一弾。
1000円キットながら、モノアイ可動などのギミックを含めた今までのHGシリーズのいいところを集めつつ、銃マウント用の穴のカバーや、コレクションシリーズのポリキャップ(PC-7)を用いたボールジョイントによる可動範囲の向上などの新しい点も盛り込んだ傑作キットである。
背部のウィザード接続部の形状はコレクションキットと共通化されており、他のザク系キットに付属する各ウィザードを無改造で装着できる。ただしHGキットのウィザードは接続部の中央にピンが生えているのに対して、コレクションキットのザクはそのピンに対応した穴が背中にないため、この組み合わせでの装着は加工なしではできない。
なお、ドムトルーパーのイージーウィザードやケルベロスバクゥハウンドのケルベロスウィザードも対応している。
プロポーション
下半身が全体的に太め、かつ太ももが短いので、設定画よりずんぐりしたイメージを受ける。
また脚部は可動範囲を重視したためか、ヒザ関節の位置が大胆なポーズをつけると少々気になる。
関節
関節の保持力や自立面に関しては問題ない。
肩関節基部は前述のボールジョイントになっており、上下前後に多少可動する。これにより、ビーム突撃銃も楽に構えられる。
脚部はジンとほぼ同様のパーツ構成で可動範囲が広い。
また首や腰はあまり回らないが、その代わり前後に少し可動。
左肩につく対ビームシールドは、両端がボールジョイントのL字型アームにより動き、裏に突撃銃のマガジンを2個まで取りつけられる。ビームトマホークの収納ギミックは残念ながら省略。
色分け
シールで補完するのはモノアイのみで、ほぼ完璧に色分けされている。特にフロント&リアアーマーや背部バーニアのオレンジ色まで色分けされているのは感動モノ。
強いて言えばビームトマホークにクリアパーツがほしかったところだが、それは贅沢というものだろう。
色分け不足となるのは土踏まずやスネのスラスター、シールドの裏といった目立たない部分だけ。
武器・付属品
- MMI-M633 ビーム突撃銃
フォアグリップが動き、マガジンが可動および着脱可能。リアアーマーにマウントできる。 - MA-M8 ビームトマホーク
ダークグレーの単色成型。グリップが短く、1/100キットのような両手持ちはできない。 - ハンドグレネード×4
左右のサイドアーマーにマウント可能。
白いラインは塗装しなければならない。 - 銃持ち手(右)、平手(左)
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