MG ジオング
051 MSN-02 ジオング 2002年7月発売 6300円 (本体6000円) †
総合○ 関節○ ギミック○ 武器−
総評 †
6000円という割高感を煽る高額な定価と、素晴らしい出来のHGUCのせいで敬遠されがちな不運の良作キット。HGUCの原作重視のスタイルを継承しつつ、より洗練された印象であり、まさにボスメカといった迫力がある。
全身の内部機構の作りこみも非常に精密。スカートのワンパーツ成型に見られるように外装のパーツが非常に大きいためヒケが目立ちやすいのが難点か。
とにかく実際に手にとって見ないと分からないMGサイズならではのボリューム感がある。安売りされているなら買って損なし。
関節 †
このキット最大の売りである部分。全身に表情をつけるための可動を重視した独特の構造をもつ。
特筆すべきは手で基部のボールジョイントの他、手首の90度スイング。さらに指はすべての関節の可動を再現。表情のつけ方は自由自在である。先端のメガ粒子砲口が再現されてないのは少々お粗末か。
その他、襟と首基部の二重関節やバーニア基部のせり出し等盛り沢山である。
全体的に径の大きなポリキャップを用いており保持力は十分である。
ギミック †
モノアイは設定通りの可動ギミックを再現。前後左右に動く。構造上頭がスカスカが目立つのが気になる。ジオングヘッドは分離可能で左右のバーニアが可動。本体との接続部には往還通路の隔壁が再現されている。
また胸部前後四基のバーニアは前後に可動。コックピットハッチの他、後頭部の脱出用ハッチの開閉も再現している。
オールレンジ攻撃は黒のリード線パーツを取り付けることで再現。専用のスタンドも付属する。
武器・付属品 †
- 本体用スタンド
- 両手用スタンド×2
- 1/100シャアのフィギュア(軍服姿)
本体用スタンド、両手スタンド共細かな角度調節が可能になっている。ガンダムデカールが全く付かないのも特徴的。マーキング類は全てマーキングシールとなっている。
コメント
コメントはありません。 Comments/MG ジオング?
このページのURL: