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MG ガンダム Ver. ONE YEAR WAR 0079

078 RX-78-2 ガンダム Ver. ONE YEAR WAR 0079  2005年3月発売 3360円 (本体3200円)

総合○ 関節◎ ギミック○ 武器○

総評

PS2ソフト「機動戦士ガンダム 一年戦争」との連動企画で、ゲーム中に登場するRX-78-2ガンダムを立体化。このゲーム中のデザインと同様全身にディテールが追加され、また成形色が淡い色合いのものとなっている。
コアブロック収納をオミットしたかわりに各関節部の可動ギミックが充実しておりポーズ付けの幅は非常に広い。

だが機体各所のスジ彫りディテールがうるさく感じられるため、これによってかなり好みが分かれる模様。
その点さえ除けばプレイバリューも非常に高い好キットと言ってよい。
説明書もカラーでわかりやすく、普段ガンプラを買わない人にもオススメできるキット。

2007年7月21日にはカラーバリエーションとしてRX-78-2 ガンダム Ver.O.Y.W. アニメーションカラー(3360円税込)という商品も発売された。成形色が淡い色調からアニメ調のはっきりとしたものに変更され、武器類が通常のメカ色ではなく紫味のグレーになるなどしている。またマーキングも色調が異なる。

スレ等で「ペガン」と呼ばれることがあるが、これはPS2「一年戦争」の共同開発プロジェクト名が「PROJECT PEGASUS」であり、本キットも一時期「ガンダム Ver. PROJECT PEGASUS(仮)」と仮称されていたため。
PROJECT PEGASUS(仮)版ガンダム → ペガサスガンダム → ペガン
バンダイとナムコは当時まだ別々の会社だった。

プロポーション

全体のデザインはPG ガンダム準拠。ガンダム(Ver.1.5)等と比較すると胴体が一回り小さくなっており、過剰なボリューム感は薄れている。全体的なバランスは良好。
全身のスジ彫りディテールは全部スミ入れするとかなりうるさいため、スミ入れするスジ彫りとしないスジ彫りを分ける、またはいっそ埋めてしまうという手もあり。
TV版が好みの人はパーフェクトガンダムを参照。

関節

脚部フレームはガンダム(Ver.1.5)を流用しており、ABS製で保持力は問題無いものの足首関節の横方向の接地性が良くない。足首そのものは新規パーツ。
ヒジの二重関節はABSの挟み込みだけで陸戦型ガンダムのようなビスによる増し締めが無いため、磨耗による保持力の低下が心配される。
肩はストライクのような引出し式関節、腹部(赤い部分)に可動軸追加、股関節軸のスイング、つま先の可動など、各所に可動部が追加され可動範囲はかなり広い。
指パーツは繋がって成形されている部分を切り離すことにより5指可動にすることが可能。武器は掌のピンで接続されるので、その場合でも武器の保持に不安はない。

ギミック

各関節の可動ギミックが非常に充実しており、ライフルを両手で構える、ラストシューティング、片ヒザ立ちなど様々なポーズを取ることが可能。ポーズ付けの幅の広さは現行のRX-78のキットの中では一番。
その反面、RX-78最大のギミックであるコアブロックの収納はオミットされている。
その他、胸部インテークやコクピットブロックが開閉する。

武器・付属品

  • ビームライフル(腰にマウント可)
  • ハイパーバズーカ(腰にマウント可)
  • ガンダムハンマー(鎖はプラチェーン)
  • ビームサーベル×2(刃の部分はクリアピンク成形で反った形状)
  • シールド(裏面に各武器をマウント可、バックパックにマウント可)
  • 1/100アムロフィギュア(立)

バズーカの白い部分は要塗装。
シールドは専用のマウントラッチで腕に接続。グリップは折りたたみでき、ラッチの位置も差替えで変更可。またハンマー以外の各種武装をシールド裏面にマウント可能。Ver.Kaとは少々位置が違うがビームサーベルもマウント可。
各武器のグリップ部にはダボ穴があり、掌のピンを差し込むことでしっかりとした保持か可能。(このクラスでは初採用か)
ハンマーはあるのにジャベリンが付属しないのは、ゲーム中にジャベリンが登場しないためだと思われる。
武器のパーツ分割は相変わらずのモナカ割り。
説明書はフルカラー。各組立て工程で必要なパーツをランナー図上に図示してあり、パーツを探すのが非常に楽。




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