MG パーフェクトガンダム
067 PF-78-1 パーフェクトガンダム 2003年12月発売 4200円 (本体4000円) †
総合○ 関節○ ギミック○ 武器○
総評 †
中の人は「MGの歴代ガンダム中で最もスタイルが良い」「中の人だけ欲しい」などの意見が出るほどの高評価。
ガワを被った状態は古モデラーや直撃世代にはたまらんものがあるが、非直撃世代からはあまり評価されていないことから、かなり評価が分かれるキット。MSVではなく純粋に狂四郎仕様として売り出したのは正解だとは思うが。
素体ガンダム、PF両形態ともに破綻無く纏められており、ナイスプロポーション。パーツ数もこのボリュームにしてはあっさりめでさっくり組める。4000円はお得感あり。
オール満点を付けてもよい出来だが、バンダイ伝統芸のモモ短すぎスネ長すぎ体型のためか、可動範囲がいくら広くても踏み込んだポーズがイマイチ決まらない。
また体型はすこぶるなつかしく良いのだが顔がカトキ顔なのが気になる。ガワを着込むのを前提にしたらしく、Ver.1.5と比較して頭がやや大きめになっているが、露出しない足も微妙に大きいという謎が。
コアブロック構造が省略されていてコアファイターが存在しない。でも付属したら間違い無く価格にはね返ってくるのでこのままでいいかも。
関節 †
中の人状態では立てヒザ・バッティングポーズなど実に良く動くが、ガワを被るとフロントスカートの稼動に制限が出て脚の前後稼動の幅が狭まり、肩パーツの取り付け方の都合上肩の引き出し機構を潰すことになるのが痛いところ。
腰、足首、ヒザなどがやや緩いが瞬着1本で解決可能。ヒザは挟み込み。肩は引き出し式、足首は2重ボールジョイント。
ギミック †
追加装甲の完全脱着可能はポイント高め。装甲と中の人とのジョイント部は全て回転させて内側に隠すことができるようになっているので中の人状態での飾り立ても問題ない。
アーマー着脱は楽しいが、ヒザ、胸等のハードポイントは素体の外観を損なうわりに意味は薄い気がする(無くても充分保持できる)。バックパックのシーカーが伸縮する。
武器・付属品 †
中の人状態用の武装はビームサーベルのみなのは少々痛いか。回転させて干渉しないようにできるシールドや内側までしっかりモールド入った水鉄砲には好感が持てる。キットの本旨に沿えば○が妥当か。
サーベル3本付属。シールドの機雷は一つが着脱可、残りはダミー。ライフルは付属せず。
あくまでパーフェクトガンダムとして評価すれば間違い無く二重丸。
コメント
コメントはありません。 Comments/MG パーフェクトガンダム?
このページのURL: