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1/144 ウイングガンダム

01 XXXG-01W ウイングガンダム  1995年3月発売 525円 (本体500円)

総合○
シリーズ:1/144 ガンダムWシリーズ (→ 02 シェンロンガンダム)

総評

冒頭で敵の量産型MSに撃墜される、主人公にたびたび乗り捨てられるなど、不遇な扱いで有名なストーリー前半の主役機。
手首をとりはずしてバード形態に変形可能。当時としてはそこそこの出来である。
フィギュア付き版には約1/35のヒイロ(タンクトップ&スパッツの私服姿)のフィギュアが付属する。

プロポーション

アニメの印象に近いバランスのとれた体型をしている。変形しても問題なし。
ただ、左腕から生えているシールド接続用のピンが目立つのは残念なところ。
頭部は兜のつばにあたる部分の造形が今ひとつなので、アニメ、設定画のどちらとも似ていない。耳(?)は設定画に準じていて短め。
バード形態時、シールドからブレードアンテナが若干はみ出してしまうのはご愛嬌。

関節

全体的に関節はそこそこ動き、腰は変形の恩恵を受けて180度回転する(ウイングゼロも同様)。
ヒザ関節とつながるスネ内部のバーニアユニットが変形のために後ろに動くようになっているので、これを利用すればなんちゃって立ちヒザも可能。
足首はボールジョイント接続だが、左右方向へはほとんど動かないので接地性が悪い。つま先の折りたたみ変形は省略されている。
デザイン上どうしてもランディングクローがヒジ関節に干渉するものの、シリーズの他キットと比較すれば気にならない程度である。
大小2つのウイングは基部による挟み込み式でポリキャップは使われておらず、特に大翼の摩耗が心配される。バックパックとの接続部はポリキャップ

色分け

成型色は灰色がかった白、濃い青、赤、黄橙色、紫色がかったグレーの5色。
カメラアイ、アゴ、胸上部と腹部下半分の白、胸部サーチアイ、肩アーマーの青、シールドの凹部分と凸部分と先端のセンサー(?)、肩アーマーとバスターライフルの黄色はシールによるフォローがある。
機体を特徴づけるウイングは、黄色と小翼の白が色分けされていない。
アンテナ中央の赤、クロー基部とバックパックの青、シールド縁の白、バスターライフルのカートリッジも要塗装。

武器・付属品

  • バスターライフル
    バード形態変形時になされるグリップの収納は省略。
    このためグリップは設定に比べて短いが保持は問題ない。
    ただ、シールドとの接続用ダボにもなるので塗装の剥離に注意。
  • シールド
    1パーツ成型につき、手に持たせるためのグリップや、シールドが中央で折れ曲がってビームサーベルが飛び出すギミックは再現していない。
    前述した左前腕のピンに取りつけるという仕様上、左腕にしか装備できない。
  • ビームサーベル
    ビーム刃まで一体の白成型。
    ちなみにグリップの色は設定ではダークグレーだが、ボックスアートや塗装見本ではなぜか白である。
    作品に関係なくガンダムが持つ大半のビームサーベルは白いので、キット化の際に生じたミスと思われる。
    これは当時発売された旧1/100キットについても同様。

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