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HGFA ウイングガンダムゼロカスタム

01 XXXG-00W0 ウイングガンダムゼロカスタム  1998年4月発売 1050円 (本体1000円)

総合◎
シリーズ:1/144 HGFA ガンダムW(EW)シリーズ (→ 2 トールギスIII)

総評

良作。ファイティングアクションとして、胴体パーツを丸ごと別のもの(肩の軸と腹部を内向きにしたもの)に交換することで、クライマックスで見せたツインバスターライフルを胸の前で構えるポーズがとれる。翼を動かして大気圏突入モードにも変形可能。ただ、それらのシーンを再現するために浮かそうにも展示用スタンドが付属しないので、きちんとディスプレイするには加工が必須となる(ちなみにアクションベース2も無加工では使用できない)。
アサフレックス製の巨大な主翼は金型の劣化によりバリが目立つので、ていねいに処理しておきたいところである。主翼をアームに取りつけるためのピンはモノが大きいだけに負担がかかりやすく注意が必要。
2014年にはゼロカスタムではなくゼロEWの名でRG化されている。

プロポーション

グラマラスな体型の1/100に比べると細身だが、むしろカトキハジメ特有のバランスをよく再現しており、近年のキットと比較しても遜色はない。
主翼は裏側にも簡単ながらモールドが施されている。
バックパックのアーム接続部の肉抜きは目立つので処理しておきたい。

関節

ヒザの関節は180度近くまで曲がるものの、その他の部分は1998年当時の標準的な可動範囲にとどまる。特に腰についてはリアスカートが干渉してほとんど動かない。
またMGなどと異なり、主翼についている小羽は一体成型のため可動しない。ただ主翼は熱湯などで温めて曲げてやることで多少の表情をつけてやることはできる。

色分け

ホイルシールを貼ればほぼ設定どおりの色分けに仕上がる。パッと見で気になるのは赤一色の足首くらいか。
その他の要塗装ポイントは、マシンキャノンのカバーのグレー、腹部下半分の白、上腕関節部や足首メカ部のグレー、肩アーマーの◎モールド周囲の青。
また、手首は設定上は白なのだが、キットはポリパーツ(成型色はグレー)のため塗装がしづらいのが難点。

武器・付属品

  • ツインバスターライフル
    左右に分離可能。
  • ビームサーベル
    ビーム刃と一体の白成型。主翼と同じランナーに配置されているのでアサフレックス製となっている。
    武器持ち手はライフルに合わせて人差し指が飛び出した形状のため、サーベルを持たせると見栄えが悪い。
  • ファイティングアクション用胴体

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