HG 陸戦型ガンダム vs MS-06J ザクII
01 RX-79[G] 陸戦型ガンダム vs MS-06J ザクII 1996年4月発売 本体価格1500円
シリーズ:1/144 HG 08小隊シリーズ
( → 02 陸戦型ジム)
総合△
総評
陸戦型ガンダムと08小隊版ザクII(J型)の2機をセットにしたもの。通称対決セット。
本シリーズの陸戦型ガンダムはこのキットでしか発売されていないが、ザクはF型用のパーツを追加した単品パッケージもあるので注意。ちなみに、このザクはガンダム以外の機体としては初のHGキットである。
時代相応の造形らしく、パーツのエッジやディテールがダルダルなので、一皮剥いてシャープに仕上げたい。
陸戦型ガンダムは後年にHGUC化された。
余談だが、HGUCのガンプラスターターセットもガンダムとザクの2機セットで発売されている。
プロポーション
陸戦型ガンダム
ずんぐりとした設定画の特徴をそれなりにとらえているものの、HGUCなど最新キットを見慣れた目からすれば、とてもカッコいいとは言えない。ヘルメットの頬当ての厚み、顔の横幅、寸胴な胴体と短い太もも、先細りすぎのつま先は改修点か。後発の陸戦型ジム、Ez8ではそのあたりが改善されているので、使えるパーツを流用してくるのが手っ取り早い。
ザクII J型
MGザクをそのまま縮小した体型、ディテールとなっていて、指も丸指ではない。
プロポーションそのものはFGやHGUCのほうが良好。
下半身にボリュームが足りない、首のボールジョイント受けが浅く頭部が浮いて見える、といった点が気になる。
関節
陸戦型ガンダム
可動範囲、保持力は十分でHGUCレベル。
だがヒジ関節はポリが露出し、ヒザの二重関節ブロックはプラで隠れるが太もも側、スネ側とも挟み込み式になっている。
ザクII J型
ヒジ、ヒザにポリパーツが露出。上腕で回転できるので腕の可動範囲はシリーズ中最大。
股関節ブロックは胴体と一体成型のため動かない。脚の動きはスカートとの干渉で制限される。
色分け
陸戦型ガンダム
おおまかな色分けはされている。ブレードアンテナ中央、アゴ、カメラアイはシール。
足首のメカ部、エリ、胸のバルカンやダクトの縁の白、ヒザのスパイクなどは部分塗装が必要となる。
また、コンテナも設定では白一色であるにも関わらずグレーの単色成型となっているので要塗装。
機体ナンバーやコーションマーク類がテトロンシールで付属。
ザクII J型
成型色+ホイルシールでほぼ完璧。劇中のJ型に合わせて、動力パイプ(アサフレックス製)はグレー、シールドは濃い緑で成型されている。
フロントアーマーの黒はシールを貼っての再現だが、ボックスアートでは切り欠きになっているため、こだわる人は注意。足の甲の黒はシールも付属しない。モノアイはモノアイシールドと一体でシール。
また、コーションマーク類がテトロンシールで付属する。
武器・付属品
陸戦型ガンダム
- キャノン砲
設定と異なり分解できない。 - ビームライフル
- 90mmマシンガン
- ビームサーベル×2
グリップと一体の白成型。 - シールド
- 背部コンテナ
上下のフタが開閉する。90mmマシンガンのみ強引に収納可能。
ちなみにバックパックはEz8のパラシュートパックと換装することもできる。 - 頭部バリエーション用パーツ
ザクII J型
- ザクマシンガン
- ザクバズーカ(マガジンタイプ)
- 小隊長機用のアンテナ
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