HGUC ゾック
81 MSM-10 ゾック 2007年7月発売 2625円 (本体2500円)
総合○
シリーズ:1/144 HGUCシリーズ (80 ブルーディスティニー1号機 ← → 82 ブルーディスティニー3号機)
総評
ファーストガンダムで最後までリファインされていなかった大型MSがついに登場。価格も箱のサイズもかなりのもので、価値を見出だせるかどうかは人によるが、ゾックの決定版を期待していたファンには安心してすすめられる良作である。
各パーツはHGUC中もっとも大味だが、これは元のデザイン上どうしようもないだろう。
巡航形態に変形可能で、巡航をイメージしたディスプレイができるように、アクションベース1用の接続パーツが付属している。
プロポーション
前後対称でずんぐりとした、どこかかわいらしい体形をほぼアニメ劇中どおりに再現している。
また上半身にはMGのような内部フレームがあり、そのディティールはなかなかのもの。
ただし前後対称ということで同じランナーが2枚ずつ入っているため、ほとんどの部位が前後貼り合わせであり、全身の側面に合わせ目が現れる。これをすべて消すのはかなり面倒。
関節
ABSは使われておらず、プラとポリキャップ(PC-131)のみの構成。ちなみにポリキャップはゾック専用のものである。
腰はボールジョイントで若干前後に可動し、横にも45度くらい動く。
ヒジも90度ほど動き、両腕のクローやアイアンネイルが二重関節なので動かしていて楽しい。関節の保持力は十分で、他のHGキットを片手で鷲づかみにして持ちあげても安心の安定感がある。
機体前面にあるフェアリングシェル(クチバシ)も多少は可動。
モノアイは外装部分をはずせばレールに沿って自由に移動できる。
一方、両脚はほとんど動かないが、もともと歩行が苦手なMSなので設定どおりと言えなくもない。
色分け
すべてパーツの分割で再現されており完璧。それゆえシールも付属していない。モノアイはクリアイエロー成型。
モノアイシールドはPET樹脂製で、スモーク色+目盛りプリントとなっているが、この目盛りについてはユーザーの間で好みが分かれている。
武器・付属品
- アクションベース1用接続パーツ
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