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HGUC ドラッツェ

133 MS-21C ドラッツェ  2011年11月26日発売 2100円 (本体2000円)

総合△
シリーズ:1/144 HGUCシリーズ (132 ゼー・ズール ←? → 134 ユニコーンガンダム2号機 バンシィ (デストロイモード))

総評

0083に登場した姿で初のプラキット化。「機動戦士ガンダムUC」劇中登場の恩恵を受ける形でリリースされた(UCに登場した機体はプレミアムバンダイ限定品。後述)。
敵のやられメカとしてはやや高価(GP02サイサリスと同じ価格設定)で、並のキットの身長を越える脚部スラスターとスタンド(アッシマー付属のものと同一)により、HGトップクラスのボリュームを誇る。
モナカ割り多用、関節とモールドを一部省略するなど質を落とした割には、価格を抑えるまでには至らなかったようだ。
肩フレームが見えるデザインとはいえ、関節がまともに露出するのはマイナス。
全体的に大味な構造なので、あちこちに合わせ目が発生する。

プレミアムバンダイ限定でUC版?も発売されており、こちらは機体の青1色の部分が紫のツートンカラーに変更、胸部と左腕が袖付きのデザインになり、ガトリングガンを手で持てない代わりに右腕に直付けするためのアタッチメントパーツが付属する。

プロポーション

細長い頭部に鋭角的な額と体色が相まって、まるでアオブダイのよう。
F2ザク?やガトル戦闘機などのパーツを寄せ集めて作られたMSということで、その異形さがよく出ている。
ちなみにF2ザク?からは腕と胴体を流用したという設定だが、キットはパーツ数を抑えるためか完全新規設計。

関節

首は二重関節でよく動くものの、胴側のボール軸に首フレームをかぶせるだけの簡単な構造で、上を向かせるとボール軸がチラチラ見える。
肩の可動範囲も広いが、前述のとおり関節部がまともに露出。腕は90度まで曲がる。
腰は胴体がまるごとモナカ割りのため回らず、股関節の横スイング機構も脚部スラスターが干渉し、事実上動かせないといっていい。
スタビライザー、バックパック下部のバーニアはボールジョイント接続。

色分け

フレーム色以外は単色なので首まわり、各所のバーニアなどの細部を除けばほぼ再現されている。
モノアイとモノアイシールド、肩部スラスターの赤には付属のホイルシールを使用。
モノアイのシールはわずか1mm強の大きさなので貼る際には注意。
また、豊富な種類のマーキングシールも用意されている。

武器・付属品

  • 3連40mmバルカン砲
    右前腕と一体型。
  • ビームサーベル
    シールド裏に装着するグリップ1本と、クリアイエロー成形のビーム刃2本が付属。
  • シールド
  • スタンド
    ハーフクリアの専用ディスプレイベースでABS製、金属ビスとナットを使用するためプラスドライバーが必要。
  • 右の前腕及びガトリングガン用持ち手
    3連40mmバルカン砲と選択して組み立てる。
  • ガトリングガン
    UC版のみが装備する前腕一体型を手持ち武器として付属。本キットでは半ばボーナスパーツ扱いである。
  • 平手(左)

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