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RG シャア専用ズゴック

016 MSM-07S シャア専用ズゴック  2014年07月19日発売 本体価格2500円

シリーズ:1/144 RGシリーズ
 (015 ガンダムエクシア ← → 017 ウイングガンダムゼロ EW)

総合プロポーション関節・可動色分け・合わせ目ギミック武器・付属品

(レビュー投稿日:2017/04/08)

総評 ○

ガンダム多数のRGシリーズのラインナップに、まさに彗星のように現れたシャア専用ズゴック
情報量を増やしてディティールアップしたズゴックというほかなく、アレンジも正統派の進化という範囲に仕上がっている。
合せ目や関節の保持にやや難はあるが、全体的にハイクオリティなズゴックが楽しめる。
ザク(→シャア専用、→量産型)以来4年ぶりのガンダム以外のMSの登場だっただけに、今後の非ガンダム系MSのリリースに期待できる一品といえよう。
なお、2018年現在、水転写デカールが販売されていない。

プロポーション ◎

HG(→シャア専用、→量産型)やMG(→シャア専用、→量産型)で良質なプロポーションのズゴックを出していただけに、プロポーションにまったく問題はなく、各パーツの情報量が増えたことで、メリハリの利いたシャープさが加わっている。
そのおかげでジオンの水陸両用MS特有の「ずんぐりむっくり」さは薄くなり、ヒロイックな面も出ているといえる。
腕と足はMGのようなパイプ等はないものの、蛇腹が細かくパーツ分解され、1/144らしいディティールアップがなされているのが良い部分。

関節・可動 △

可動はほぼ問題なく、ズゴックに求められるアクションが可能で、片膝立ちも苦にならない。
ほとんど役に立たないがつま先やバックパックも可動する。
蛇腹状に関節が細かく仕込まれているため、腕や足の保持が難しいのが問題。
具体的に例を挙げると、腕は水平に腕を構えると次第に下がってしまう場合があるほか、下半身は足が大きいため接地性は高いものの、上半身が重くポーズによっては足が開いてしまう。
装甲が細かく分割されすぎているため、可動時にポロリが多いのも難点といえるだろう。

色分け・合わせ目 ◯

色分けに関しては、ほぼ完璧で目に見える箇所で気になる箇所はない。
RGの特徴にもなっているパーツごとの微細な色分けは、濃淡が目立たないよう配慮されている。
合わせ目はサイズ的に仕方はないが、腕と足がモナカ割り。RGらしくなく、特にモールドで隠されもしていないので、かなり目立つ。
蛇腹状の部分は前後でパーツ分割されており、合せ目が発生しないように作られている。それだけに腕と足のモナカ割りが気になってしまうのがもったいない点である。
また、蛇腹のダークグレー部分は、処理の仕方が悪いとゲート跡が白化して目立つ(しかもパーツ数が多いので雑な仕上がりに見えてしまう)ので、無塗装の方は気をつけた方が良い。

ギミック ◎

ズゴックらしいアクションはすべて行えるほか、4本爪も付属している。

武器・付属品 ◎

  • 4本爪用パーツx2
    パーツ差し替えで4本爪を再現できる。
  • スタンドジョイントパーツ
  • 1/144 シャア・アズナブル




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