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プレバン限定 HGBF カテドラルガンダム

003 NK-13 カテドラルガンダム  2015年8月発売 本体価格2300円

シリーズ:1/144 HG BFシリーズプレミアムバンダイ限定販売版
 (002 ガンダムドライオンIII(ドライ) ←? → 004 ターンエーガンダムシン?)

総合◎ 関節◎ 色分け○ 武器◎

(レビュー投稿日:2015/08/24)

総合 ◎

ディナイアルガンダムの原型機、二代目メイジン渾身のガンプラ。
大方の予想通り、プレミアムバンダイ限定での販売となった。

ガラリと変わった成型色は好みの分かれるところだが、素性は大変良好。
ディナイアルガンダムの可動・保持・組み立て易さ・色分けをほぼそのまま継承しており、スカートなどデザインの都合で更にストレスフリーとなった感さえある。
追加(むしろこれが元)武装群+スタンド付属によりより一層“遊べる”ガンプラとなっている。
劇中の「ファイターの要求と技量を良くも悪くも再現する」の謳い文句通り、思い思いの“最強”を表現する素体ともなり得るだろう。

ディナイアルガンダムのクリアパーツと新規ランナーを交換したようなランナー構成になっており、別途ディナイアルガンダムを用意する事で
「カテドラルカラーのディナイアルガンダム」「白くなったディナイアルガンダム」
などを作る事も可能。

唯一文句を付ける事があるとすれば、これが受注限定であると言う事。
割引無し2500円近くに見合った豪華なボリュームではある為割高感は薄いが、一次受注入荷到着時点で既に二次が在庫無しと、直ぐに手に届かない点は少々痛い。
パーツ用予備などの購入は計画性が求められる。

プロポーション ◎

肩・肘・膝・スカート(+追加装備)が新規造型。
体格自体はほぼ変わらず、設定・監修どおりのプロポーション。
箱絵(元絵はBFA書き下ろし)の猛烈なアレンジ版が欲しいと言うので無ければ問題なし。
ディナイアル同様の脚長体型にライフルやブースターで上半身のボリュームが増加、“本来の姿”らしい自然な印象を与える。

関節 ◎(可動○、保持力◎)

肩関節の過剰なテンションも含めてディナイアルガンダムから継承。
クレッセントムーンボウなど大型武器を担ぐ際にその保持力が実感出来る。
スカートが干渉しづらくなり、相対的には却って良く動くようになった。
反面、ブースターで高重心になって転倒し易くなった点は悩みどころだが、スタンドが追加されているのでフォローは利いている。

色分け ○(※成型色に癖アリ)

手首の白と脚部ダクトのグレー、新規の肩に白とグレーが不足、アンクルガードは白になった為塗装が不要に。

成型色は少々癖があり、好みは分かれる。
白部分はトランジェントガンダム?も驚きの輝く白さであり、照明下では眼に疲れを覚える程の発色。
金部分はバンシィ天ミナ?のフレームなどでも使われたものとほぼ同じ素材。
どちらも発色が良い為、スミ入れが無い場合のモールドがボヤけた印象になりがち。
またメタリック系成型色の宿命として、波打ったウェルドやゲート跡が目立つ。止むを得ないとは言え、拘り派なら大掛かりな塗装が必要か。
(なおアンダーゲート処理なども一切無く、メッキ版販売の可能性は低いと思われる)

武器・付属品 ◎

  • 手首3種×左右
  • ビームロングダガー×2
    長短ビーム刃1本ずつ
  • ビームバスターライフル
  • 専用シールド
  • バックパック
    カテドラルブースターの基幹となる。
  • ランナーレスクリア台座(黄)
  • 他、ディナイアルガンダムの一部余剰パーツあり

ビームバスターライフルはグリップ可動・差し替えや伸縮ギミックあり。
脚長の機体にマッチする長物だが、保持に手甲取り外しを挟むのがやや難儀。
ビームダガーはBFA本編で出番の無かった長い刃も付いているのが嬉しい。
ディナイアルガンダムでビームソードを発振していた穴はシールドの接続穴としてのみ使用。
この頃の武装でないという解釈だろうか。
台座の付属で高重心をフォロー、ブースター追加による飛翔ポージングにも有り難い。




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