HG グフカスタム
05 MS-07B グフカスタム 1998年6月発売 本体価格800円
シリーズ:1/144 HG 08小隊シリーズ
(04 ザクII J型 ← → 06 グフフライトタイプ)
総合◎
総評
痛快なスタイリングから非ガンダム系MSとしては近年希に見るヒットを飛ばし、HGUCシリーズ発足のきっかけとなった名キット。頭部の上下分割、肩アーマーのPC接続、足底パーツの上下抜きなど、従来の発想にとらわれない柔軟なパーツ割りもHGUCに影響を与えている。今となっては可動範囲の狭さなど欠点も目につくが、発売当時には「ポケ戦で唯一リファインされなかったジオン主力MS」の悲願達成として喝采を浴びた。
2010年には、このグフカスタムもHGUC化を果たしている。
プロポーション
非常に良好。各部はメリハリがきいていて、模型として小気味よい。
設定画と比較すると上半身が大きめだが、かえって力強さを感じさせるバランス。
手首が新たにデザインされ、太い丸指になった。
関節
1/144のガンダムW(EW版)やHGUCのギャンと同じポリキャップ(PC-120)を使用しており、ヒジとヒザにポリ露出あり。
保持力は標準的だが、スカートが一体成型で股関節の可動範囲が狭い(前方には30度程度)。また足首の可動範囲も狭く、素立ち以外では接地性に問題がある。
左ヒジは重たいガトリングシールドを支えきれず伸びてしまう。
色分け
成型色とシールでグフ本体はほぼ完璧。モノアイとコクピットのオレンジはシールで補完されている。
ガトリングシールドやヒートサーベルなどの武器類は単色成型で寂しいが、逆にここを塗装すれば雰囲気がよくなる。
なお、テトロンシールにはジオンマークやコーション表記といったオマケが多い。
武器・付属品
- ガトリングシールド+給弾ベルト
ベルトはアサフレックス製。特殊なパーツということもあってか、実はHGUC版にも同じものが流用されている。 - ヒートサーベル
ガトリングシールドの裏側に収納可能。 - ヒートロッド
リード線+先端のプラパーツで射出状態を再現できる。
収納状態の先端部パーツも付属。 - シールド
通常のグフが持っているような青いシールド。 - 三連装35mmガトリング砲
- 五連装マシンガン
- ヒートサーベル用持ち手
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