HG SEED プロヴィデンスガンダム

14　ZGMF-X13A プロヴィデンスガンダム　　2004年3月発売　本体価格1500円
R13　ZGMF-X13A プロヴィデンスガンダム　　2012年2月25日発売　本体価格1500円

総合◎
シリーズ：1/144 HG SEEDシリーズ　(13 ガンダムアストレイ (ブルーフレーム) ←?　→ 15 モビルシグー)

総評

SEED本編最後のガンダムだけあり、色分け・ギミック・パーツ構成・組み立てやすさとも今までの種HGのいいところを詰め込んだ良作キット。買って損なし。ただ、ABS製パーツ（ダークグレー成型、リマスター版ではガンメタリック成型）が多い点は好みが分かれる。

プロポーション

設定画のずんぐりした感じと異なり、胴体に対して腕や脚がやや細くバックパックも若干小さめ。全体的にはスラッとした印象を受け、悪役というよりはむしろヒーロー体型に近いものになっている。

関節

各関節の可動範囲は標準的で、保持力も問題なし。
脚部はリアアーマーが可動するおかげで多彩なポーズをつけられるが、足首が小さめであまり動かず、接地性がやや悪い。劇中では地上に下りて戦うことはなかったのでアクションベースを用いての展示を推奨。自立そのものは問題ない。
腰や肩は位置を工夫してあり、バックパックとはあまり干渉しない。

色分け

細かいところ以外は、ほぼ完璧に色分けされている。特に盾や胸部は1/100並みといってもよい。
色が足りないのは肩アーマー内部のスラスターや腹部下半分のライトグレー、胸部ダクト内周の黄色、土踏まずのダークグレーなど。
バックパックや腰のドラグーン接続部は設定では本体色のライトグレーだが、キットではダークグレー成型である。こだわる人は注意。

武器・付属品

• ユーディキウムビームライフル
  ABS製。フォアグリップが可動し、左手が空いていれば両手持ちもできる。
• 複合兵装防盾システム
  ビーム刃はクリアピンク成型。
• ドラグーン×11
  すべて着脱可能、接続部はABSパーツまたはポリキャップ。
  小さいものはスライド金型による1パーツ成型となっている。

対応するアクションベース

• アクションベース2?
  股間止め用7mm幅を差し込めるが脚が開けなくなる。リマスター版は付属のジョイントパーツを介して差し込みタイプ（丸型）に対応する。

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