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HG SEED レジェンドガンダム

35 ZGMF-X666S レジェンドガンダム  2005年10月21日発売 1575円 (本体1500円)

総合○
シリーズ:1/144 HG SEEDシリーズ (34 ストライクフリーダムガンダム ← → 36 デスティニーガンダム)

総評

インフィニットジャスティスと同様にコレクションシリーズをすっ飛ばしての発売となった、劇中後半ザフトガンダムのキット。
バックパックにつく突撃ビーム機動砲(ドラグーン)がスイングおよび前後に可動し、エフェクトパーツを利用した射出シーンも再現できるなど、プレイバリューが高い。
シリーズ初の連結状態のビームサーベル(ジャベリン)が付属するのもうれしいポイント。

何気にバックパックはインパルスのシルエットと接続用ピンが同じ構成で、フォース、ソードシルエットを無改造で装着可能。
コレクションキットのブラストシルエットはエリが邪魔でそのままではつけられない。
逆にインパルスにレジェンドのバックパックを装着する場合は、コアスプレンダーをはずす必要がある。
また、敵軍の装備であるガンバレルストライカーも無改造で装着できるという小ネタあり。

プロポーション

下半身にボリュームがあり、バックパックが小さめな点以外はアニメの印象に近い。
アニメと比べると少しだけ寸胴で、頭が胴体に埋まっている感じ。
上部2基以外のドラグーンは細くて長め。顔は馬面の印象。
ちなみに先祖にあたるプロヴィデンスとはシルエットこそ似ているが、ラスボスとして威圧感のあった同機と異なり、レジェンドはかなり細身の体型をしている。

関節

プロヴィデンスに似て、足首と股関節の可動範囲がやや狭い。腰の回転に至っては脇腹のすぐ横までサイドアーマーが張り出しているのでほとんどできない。
肩関節は一応前後スイングするが、ストライクフリーダムと同じ構造であまり動かない。他はおおむね同シリーズの基本的構造に準ずる。
背中のドラグーンは前後に可動し、エフェクトパーツ装着時の表情づけにもなる。
バックパックは折りたたむことで収納形態を再現でき、胴体に対し上に90度まで跳ね上げることも可能。挟み込みが多いものの可動軸の数も多く、かなり遊べる構成である。
大型ドラグーン先端、手の甲、連結ジャベリンの接続部分のピンがキツく折れやすい点は要注意。
なお、スネ横のサーベルラック展開ギミックはオミットされている。

色分け

各スラスターやドラグーンの細かい部分を除けば良好な色分け。
もともとカラフルなデザインではないため、成型色とシールでカラーリングがほぼ再現される。
本体で色分け不足となる主な部分はブレードアンテナやビームシールド発生機の白、腹部下半分のライトグレー、土踏まずのダークグレー。
ライフルはライトグレー単色成型でそのままでも雰囲気は出ているが、設定どおりにしたい人は塗るとよい。各ドラグーンは小さな赤い部分を塗装してやると全体が引き締まる。
バックパックや腰のドラグーン接続部は設定では本体色のライトグレーだが、キットでは黒成型である。なぜかこのあたりもプロヴィデンスのキットと共通。
エリの白いライン、カメラアイ、メインカメラ、胸の赤いラインはシールで補完されている。
ビームサーベルがクリアピンク、ビームシールドがクリアブルーと成型色が分けられているのは高評価。

武器・付属品

  • MA-BAR78F 高エネルギービームライフル
    グリップを収納すると現れるダボによりバックパックにマウント可能。
    そのグリップの形状が単純な角柱のため、手首を分解しなくても持たせられる代わりに落ちやすい。
  • MA-M80S デファイアント改 ビームジャベリン
    連結状態のグリップが1本、分離状態のグリップが2本付属する。ビーム刃はクリアピンク成型。
  • MX2351 ソリドゥス・フルゴール ビームシールド発生装置×2
    手の甲にあり、ビームシールドはこれを一度はずしてから取りつける。クリアブルー成型で1枚のみ付属。
  • GDU-X7 突撃ビーム機動砲×2
    10基あるドラグーンのうち大きいほうで、バックパックにとりつけることが可能。
  • GDU-X5 突撃ビーム機動砲×8
    10基あるドラグーンのうち小さいほうで、バックパックに6基、腰の横に2基、装備することが可能。
  • ドラグーン発射エフェクトパーツ×6
    長いものが2本、短いものが×4本付属し、小さいほうのドラグーンにのみ取りつけられる。
    クリアブルー成型で、お湯で温めると曲げることができる。
  • スタンド用ジョイント
    いわゆる種スタンドの急角度のものに取りつけることで、垂直方向にキットを固定できるパーツ。これにより低い位置でのディスプレイが可能になる。
    ちなみにレジェンド本体にスタンド接続用の穴はあるものの、スタンドそのものは付属しない。

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